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2007.12.18
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今日読み終わった本です。

三面記事小説 角田光代 

三面記事小説

角田さんが、新聞の三面記事をヒントに書いた短編小説集です。
6つのお話が入っています。
どこにでもいるような普通の人が、ふとしたきっかけで犯罪にはまっていく恐ろしさを描いています。
三面記事を目にすると、誰もが「なんでこんなことしちゃったのかなぁ?」と考えたりしますよね。
それを、覗き見するような居心地悪さも少し感じさせます。
事件の取材なしの、すべてフィクション小説だそうです。


ただ、「赤い筆箱」という話は、実際の事件と(たぶん)異なる犯人を仕立てているようなので、当事者の方が読んだら、ショックじゃないかな、と少し心配になってしまいました。


私は、「永遠の花園」が一番好きでした。
これは、「女子中学生2人が担任男性教師の給食のなめこ汁に抗うつ剤の錠剤をすりつぶして混ぜ飲ませ、男性教諭が体調を崩した」という事件を元に書いています。
子供から大人へ移行する不安定な心、友達の女の子への密かなあこがれと友情、なんだかせつなく美しい、忘れられない苦い青春を思い出すようなノスタルジックなお話でした・・・。







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最終更新日  2007.12.18 10:23:55
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