お気楽者でいこう!

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神と人との関係・その1



 ブッダの生きていた頃(実は6千年前だそうです)にはまだ神という概念がなかったので、ブッダは神について何も記してませんが、20世紀最大の聖者と呼ばれたラマナ・マハリシははっきりと「人は神の恩寵によって悟る」と書いているそうです。
 実際に、僕がディクシャを受けたり施したりしてて思いますが、こんな物理的脳の変化を引き起こすようなことは、少なくとも人間業ではありません。

 神とはどういう存在かについて、インドでこういう講義を受けました。
 人間の体について見ていくと、まず細胞というレベルの知性が存在します。それらを統合してその上に臓器というレベルの知性が存在し、さらに臓器だけでなく手や足も統合して人体というレベルの知性が存在します。これが僕らのレベルですね。

 各細胞からみれば、僕らは「神」です。
 細胞が元気になるように栄養を与え、酸素を送り込むようなシステムを維持するのが神の役目です。一方、細胞の方も自分が元気でいることで神である僕らの体を支えます。
 すなわち、 共依存 の関係にあるんです。

 今の一般常識では、僕ら人間以上の知性は存在しないことになってますが、人類全体を統合する知性、あるいは地球全体、宇宙全体を統合する知性が存在します(その存在を仮定しなければこれだけ見事なシステムが維持できるはずがありません)。それら僕ら人間より上位にある知性が神です。

 「私は細胞です」というと何か変な感じがしますが、かといって「私は細胞ではありません」とも言い切れません。同様に「私は神です」とも言えないし、「私は神ではない」とも言えません。
 バガヴァンが 「神と人間はイコールでもなければ違ってもいない」 というのはそういう意味です。

 僕らは今、「個」あるいは「自分」という概念を持ってしまったために、神との間に分離感が生じてしまい、神の存在を感じられなくなってしまってます。人体でいえば、各細胞がそれぞれ独立宣言してるようなもんです。あまつさえ、細胞同士が争い、傷つけあい、殺しあいをやってるわけですから、神さまも大変なんです。苦しいんです。

 だから、神は今いろんなアバター(神の化身)を地球に送り込んでいます。神が人間の姿をもって現れた存在のことです。
 中西ヒーリングでは、自分が胃の中や腸の中に入って患部を治療したりしますが、それと同じで神も神にとっての細胞である僕らのレベルまで降りてきて、細胞である我々の苦しみを取り除こうとしているんです。

 スピリチュアルなアバターだけでなく、数学や物理のアバターまであらゆる分野のアバターが人類を助けるために大勢来ているそうです。そのうち、悟りという分野についてのアバターがカルキ・バガヴァンとその妻アンマです。彼らの目的は、人々に悟りを与え、苦しみから解放すること、ただそれだけです。

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