2006.06.26
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カテゴリ: 日々雑感


書かないままで終わっても良かったけれど スポーツライター『金子達仁』さんのプログを読んでやっぱり今後の日本代表の動向がとても気になるからです。

以下は対ブラジル戦後のブログからの引用です。

勝手に引用しちゃダメなんでしょうが、良かったら読んでみて下さい。





 8年前、中田英寿のまわりには人がいて笑顔があった。フィールド上での傍若無人にも思える振る舞いが信じられないほど、普段の彼は周囲に気を使う。日本代表の先輩たちは、ときとして生意気なティーンエイジャーにカチンとさせられることもあっただろうが、基本的には「しょうがねえなあ」と苦笑しながら見守っていたような印象がある。如才のない若殿。それがあのころの中田英寿だった。たぶん、だから村上龍さんあたりも彼に惹かれたのだ。

 8年前、ジャマイカ戦にも敗れ、初のWMが3戦全敗で終わると、川口は泣きながら場内を一周した。悔しさ、情けなさ、不甲斐なさ、そしてファンに対する申し訳なさ。いろんな思いが入り交じった涙だったのだろう。たった一人でとぼとぼと歩く孤独な姿に、我が輩は胸が締めつけられるような思いを味わったものだった。

 昨日、試合を終えて引き上げる川口のまわりには土肥が、楢崎がいて、笑顔があった。ちょうど、ジャマイカ戦のあとの中田がそうだったように。

 中田のまわりには、誰もいなかった。ちょうど、ジャマイカ戦のあとの川口がそうだったように。

 それを自業自得だとあざ笑う人もいるだろう。かつて川口能活が孤独だったのは、彼自身にも原因があったからであるように。

 だが、中田英寿は本来、川口能活とは一番遠いところにいる人間だったのだ。

 鬼だった川口能活は、勝つために笑顔を覚えた。
 笑顔だった中田英寿は、勝つために鬼になった。

 川口が仲間の信頼をえるために必死になって笑顔の浮かべ方を身につけようとしたように、中田は、勝利の可能性を高めるために必死になって鬼になろうとした。

 そして、報われなかった。

 彼自身の出来がよくなかったのも事実である。あれほど単純なミスを連発する中田英寿をみたのは初めてだった。ジョホールバル、ペルージャでのセリエAデビュー戦。節目となる試合では必ずといっていいほど結果を出してきた彼は、心のどこかで、絶体絶命の状況で迎えたブラジル戦も、なにかが起こることを予感していたのでは、という気がする。持って生まれた己の星に対する、理屈ではない信頼とでもいうのだろうか。それが木っ端みじんに打ち砕かれたショックは、間違いなくあったとは思う。

 今回が自分にとって最後のWMであることを、彼は公言してきている。それが、あんな形で終わってしまったという悔しさもあったに違いない。

 だが、一番大きかったのは、途方もない徒労感ではないか。他人への気遣いを忘れない男が、周囲から疎まれ、嫌われるのを覚悟でやってきたことが、なんの形にもならないで終わってしまったという徒労感。

 あのとき、中田英寿はなにを考えたのか。周囲は、なにを考えたのか。ひょっとしたら、早い段階で中田の元に駆け寄った宮本が「いまは放っておいてやろう」と言ったがゆえの孤独だったのか。

 中田英寿を軸として、核として起用してきたジーコ監督は、なぜドーハの際のハンス・オフトのように、へたりこむ大黒柱に声をかけなかったのか。去年の9月、中田英寿は「ジーコが監督じゃなかったら、もう日本代表にはいってなかったかもしれない」といっていたが、あれは彼の「片思い」だったのか。

 真実が知りたい。たとえ真実はひとつでないにしても、真実のひとつぐらいは知っておきたい。』


4年後の2010年 30歳を越えて成長した代表メンバーとして今と違う姿で戦う「中田 川口」を見たいです。

中村俊輔を含めてみんなが不完全燃焼で終わったこのW杯。このまま引退はダメでしょう・・・。

やっぱり「日本はもっとやれるはず!」です。








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最終更新日  2006.06.26 17:46:12
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