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2006.08.28

これがおっぱいの木だ！？

(3)

テーマ：スピリチュアル・ライフ(34129)

カテゴリ：カテゴリ未分類

　幣立神宮参拝の後、通潤橋を経由してえりさんと福井さんを空港に送り届けた。その後一人で帰路についたのだが、その途中で見つけたものを紹介したい。

　阿蘇と荒城の月で有名な竹田の中間に波野という農業地帯がある。そこの波野の道の駅がいいのだ。
　蕎麦がとってもうまい。今回もその蕎麦を食べたいがために立ち寄った。阿蘇の近くはどこでも水がおいしいが、ここはその水と地元の蕎麦粉で打ちたての蕎麦を食べさせてくれる。今や日本の蕎麦は９割方が輸入品で、本当の日本の蕎麦を食べられることは稀なことになってしまっている。
　ここ波野では地元の蕎麦粉と地元の素晴らしい水で打ってありコシも香りも素晴らしいが値段も街の蕎麦屋と変わらないのだ。あの蕎麦を味が忘れられずついつい立ち寄ってしまうが今日は豆腐定食が目に入った。地元の大豆を使い様々な豆腐料理にして出してくれる。今回はこちらにしてみた。
　こちらも期待通りのおいしさだ。「梅の花」という豆腐料理を展開している店があって結構利用することがある。店によっては美しい庭があり、あらたまった会食でも使える雰囲気があるが、豆腐の味では波野の道の駅も負けてはいない。こういうシンプルな料理は豆の質と水の質で大体勝負がきまってしまう。献上大豆にもなった地元の大豆と阿蘇の湧水で作られている。１２００円なので機会があればぜひお試しを。

　その豆腐定食に豆腐の味噌漬けのようなものがある。お土産に「山うにとうふ」なるものを見つけて買って帰った。
　九州熊本は五木村で作られている。豆腐を半年間も味噌の中に漬け込んだ、本来は保存食だったものだそうだが、これが絶品だ。本当にウニそっくり。熱々の白い飯にのせて食べると甘みが広がって最高だが。酒の肴にこれまたいい。約８００年前に平家の落武者が製法を持ち込んで今に伝わったそうだが、日本の発酵食品文化は誠に奥が深い。
　本当のウニより割安だしヘルシーでこれはいい。
　東京でもソニー近くの銀座熊本館で買えるそうなのでぜひお試しを。

　巷では○○ソフトといっても合成着色料や香料で味を再現したまがい物が多くて詐欺みたいなものだが、これは本当にまっとうだ。量もたっぷりで田舎の誠実さが感じられる一品。
　こういう観光地から外れているが質実の農産物を誠実に提供するところをぜひ応援していきたい！

　駐車場に出て付近の案内図を見ながら蕎麦ソフトをほおばっていると、めずらしいものを発見した。
おっぱいの木地図

　乳の木だ。なんとも見事なおっぱいだ！天然自然でこんな見事なおっぱいが木にできるのか？これは女神の霊が木に宿ったものに違いない！ぜひとも実物を拝見し、拝んで拝んで拝みまくって霊験を体感して帰らねばならない！
　早速国道をそれて田舎道に入って行き、おっぱいの木を探して回った。そしてついに見つけたのだ！

これが乳の木だ！

　確かにおっぱいのようなものがあるにはあるが、いくつもの垂れ乳がぶら下がっている。どうやらおっぱいが出るようになるありがたい木のようだ。
　私が拝んでおっぱいが大きくなったり乳が出るようになっても困るので今回は拝むのはよすことにした。はー、それにしてもこの絵地図、誇大広告じゃないでしょうかね。（涙）

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