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・ついに見つけた!【水虫治療法】(あやしい)

・怠け者の心をがっちり掴んだ【睡眠学習枕】の正体とは?
・ジィさんの【死】と、【メルヘン】化
・面白そうだから採用された?二ヶ月間の【OL時代】

などなど。それぞれ10~15ページの17つのエッセイ。

さくらももこのエッセイは、とっても面白い。
という話を何処かで聞いた気がしたので読んでみた。
(ちなみに、ちびまる子ちゃんは好きである。そんなに見てないけど)


ちょっと思っていた雰囲気とは違う部分が多かった。
そんななか、『乙女のバカ心』における空想の数々、【夢見る恋の日記帳】なんていうのには“らしさ”を感じた。まさしく、「あたしゃ情けないよ」とまる子が言い出しそうである。(と思ったら、巻末前の『その後の話』にそのまま書いてあった。笑)

もっとのほほんとした人なのかと思ったが、結構シビアだし、言うことは言っている。
『週間誌のオナラ』では、かなり辛辣に女性週間誌批判。無理もないけど。
『メルヘン翁』は、友蔵爺さんが亡くなったときの話だが、「爺さんに対して、何の思い入れもなかった」と言い切ってしまうところが凄い。どうして、もちびまる子ちゃんのかわいいお爺さんを思い出してしまうが、全然違うようだ。それと比べて、父ヒロシに対する思いは、何だかホッとさせる。

さきほど触れた巻末前の『その後の話』。これがなかなか面白い。
各エッセイについて、その後の話を書いているのだ!(そのまんま!)
書きっぱなしで終わる場合がほとんどだと思うのだが、後日談があると得した気分になる。
そう、そう、得した気分といえば、私が幾つかのさくらももこ作品の中から、この本を選らんだのには大きな理由があったのだ!それは、【巻末お楽しみ対談 (VS 土屋賢治)】の存在。(いや、別にVSとはどこにも書いてないけど)
土屋センセイ、完全に圧倒されてます(笑)

『もものかんづめ』 さくらももこ 集英社文庫 (2001年3月第1刷)






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最終更新日  2004年05月03日 23時12分36秒
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