おー家の日常

おー家の日常

2008年06月02日
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カテゴリ: 身内ネタ
私には御年92歳の実祖母がいる。

この実祖母、いわゆる職業婦人だったため、かなり気が強く、かれこれ30年前に実祖父が亡くなって以来、独居老人を貫いてきた。

まあ、そうは言っても、聖路加の日野原氏と異なり、普通の老人である実祖母だ。

寄る年には勝てず、少しずつボケてもきているし、足腰もガタが来ている。

・・・が、本人はその状況を認めず、介護施設に入るのも、同居するのも 拒否 している。

なんとか、6年前より週1日、通いの介護サービスを受けているが、なんせ、介護ベットなどの介護用品も拒否の実祖母だ。

かなりの難物なのである。

実母が週に1~2日通っているが、帰ってくるとぐったりと疲労困憊で口も利けないほど。



この間、実祖母がとうとう入院する羽目になった。

といっても緊急入院ではなく、毎週通っている病院で検査の数値が悪いので、CCU(=内科系集中治療室)にまわされたということらしい。

持病は数多くあるんだが、今回のは肺に水が溜まった、という症状。

家族と同居であればそのまま 自宅に帰された ようだが、独居老人ということで入院した、というのが真相らしい。

実際、実祖母は意識もはっきりしていた、というか普通の状態だった

というか、とにかく 手に負えない我が侭ぶり であったのである。

とにかく家に帰りたがり、検査の度に

私は普通です!!元気です♪



実祖母が職業婦人だったことは述べたが、彼女はこの当時としてはかなり珍しく、女手一つで家まで建ててしまったお方。

そう、実祖母が今住んでいる家とは、正真正銘、「自分の家」なのである。

よって、家を空けることは許されないのだ。

介護認定を受ける際に医者の診断が必要なんだが、その時も、

「私は普通です!!元気です♪」



ちなみにアピールだけ なので、実際は入院が必要だし、介護が必要・・・・・・

・・・この人、どうにかしてくれ(=懇願)、状態だ。

しかし、この時、

「1週間から10日の入院生活で肺から水が抜けなければ 覚悟して欲しい

と医者から言われたそうなので、危険な状態であることは確かだったようだ。

なのに、「元気」アピールをする実祖母(-_-;)。

人目があるとプライドがボケを押しのけ、チャキチャキに変身する実祖母

実に立派な*いい*性格である。

んで、んで、実際に、 CCU生活10日後、見事に退院 してしまった。

無事に退院したというよりは、「 病院を出された 」のかもしれないが・・・・(^_^;)

本人は退院できてハッピーだ。

・・・・が、しかし、迷惑するのは子供である実母である。

正直、入院中は独居老人である実祖母の日常生活の心配(=火の始末とか食事とか薬の管理なんか。だって、薬を飲んで5分も立たないうちに薬を飲んだか忘れちゃうんだもん)としなくて良かったが、退院したらそうはいかない。

元々、心配で大変だったが、退院後はより一層気を抜けない状況になったのだ。

実母には上に2人兄がいる。

つまり実祖母は3人の子持ちだった訳である。

本来、長兄である伯父が実祖母の面倒をみるのが普通かもしれない。

・・・・が、しかし、なんせ気が強い実祖母。

嫁である伯母さん たち (=複数形だ)と 致命的なまでに折り合いが悪い のだ。

まー、実の子である実母を見てれば、「さもありなん」だが。

当たり前だが、今回の騒動でも嫁さんである伯母さん2人は ノータッチ

当事者は実父と実母と伯父さん2名となる。

夜、これまで通り、実祖母を一人にするのは危険である。

んじゃ、泊り込みを毎日誰がするのか。

実父と実母は、もう限界。

これまでの通いだけで、

実父= 帯状疱疹

実母=あまりの多忙さに 肺炎気づかず、気管支拡張症

を発症しているのだ。

しかし、伯父さん2人は

「1週間程度でいいなら、2・3日泊まれるが、それ以上は無理」

との回答。

子育てと違って、介護には期限の区切りがない。

終わりが見えない状態で、毎日泊り込みをするのは、現実、難しい。

まあ、その通りなんだが、じゃー、どうするのよっ!!

・・・・回答は出ないまま、実祖母の退院日を迎えてしまった。

このままなら、1週間のうち、2・3日は実祖母一人の夜が出来てくることになる。

そうすると、最悪の場合、たった1人で黄泉路に旅立つことも覚悟してもらわねばならない。

猫に鈴をつけるねずみの覚悟 で、実母が実祖母にその話をした。

すると実祖母はこんなことをのたまいました。

「んじゃ、 介護施設へ入りたい

・・・・・。

・・・・ばーちゃん。

良い介護施設は 現在100人待ち だがね。

今、申し込んでも 生きているうちに入れるのか???

昔は「大往生」というのが一つの夢の形だった。

今はそれが「あこがれ」ではなくなりつつある。

上手に年を取り、引き際を見極めるのも難しい。





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最終更新日  2008年06月02日 13時59分33秒
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