真理探究と歴史探訪

真理探究と歴史探訪

2014年08月07日
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なんとも贅沢な時間を過ごせた私は、帰宅の道中で夕食を済ませ道草をしつつドライブを楽しんでいると、近場の繁華街だった日田市に到着したのは午後10時を過ぎていた。

今から山口に帰ったとしても、途中で仮眠が必要だろうし、かかる高速代と宿泊代がほぼ同じということから日田市内に宿泊することにして、翌7月29日は、かねてより念願だった大分県安心院町の「米神山(こめかみやま・475m)」に登ることにした。これもやはり、たまたまというよりも必然的な流れだったのであろう。


そして翌朝、その巨石信仰の山としても聞こえた「米神山」を、麓の田んぼから展望した写真が冒頭の画像だ。

この画像の下方の田んぼの中に石柱が見えると思うが、これは地元で「こしき石」と呼ばれる高さ約2.5mの立石で、米神山の山頂方向に約45度の傾きで立っている。撮影時の光の加減か、天空から薄紫色の光が石柱に降り注いでいるように見えて神々しい。

この「こしき石」を調べた天文に詳しい研究家の話では、夏至の朝に、この立石の位置から見て、日の出直前に昇る東天の星があるはずなので、米神山の山頂で観測できる星を調べてみると、ペルセウス座のアルゴルとなるそうだ。さらに、この石柱を立てた年代をコンピューター・ソフトで検索すると、何と紀元前2300年となったそうである。

さらに調査を進めると、この米神山の西麓にある「こしき石」は、宇佐地方の測量標準基点となっていることが明らかになったそうで、今から約4300年前に、この立石が設置されたと思うと、もうそれだけで感慨無量である。

◎参考書籍「 縄文の星と祭り 」 堀田総八郎 著 中央アート出版社(1997)刊

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まず初めてとなる「こしき石」を、じっくりと観察した後、そこから約1キロの距離となる米神山登山を兼ねた駐車場に移動、すぐ近くの登山口にある「佐田京石」という高さ2~3mの立柱からなる環状列石を撮影したものが上の画像である。



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ところがどっこい、入山まもなく道に迷ってしまい、もう少しで下山を決意するところまで追い込まれた。その後、何とか登山道を確認でき、ロープを頼りに登る急な坂道にフラフラになりながら高台に到着すると、そこで待ち受けていた特異な形状の岩組みがあった。その「月の神岩」といわれる磐座を、下方から撮影したものが上の画像である。

その斬新な切り口の一枚の大岩は、水平より少し斜め上に意図的に突き出すように組まれており、その全体を支える下方の岩組みに、構造安定化の仕組みが隠されているように感じて、私の心身は疲れを忘れて、大いにときめくのだった。

つづく





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最終更新日  2018年05月29日 14時04分29秒


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