真理探究と歴史探訪

真理探究と歴史探訪

2021年09月19日
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日本最高峰の「富士山」と本州最西端の「毘沙ノ鼻」(山口県下関市)を結ぶ軸線(冒頭地図の赤線)と、「山口と九州を結ぶ南北軸」(萩ー山口ー宇佐を貫く青線)とのクロスポイント(交差点)が、はたして県内の何処になるかについては、かねてより気になっていた。

そして、ようやくその場所を知る時が来たのであろう・・・様々な条件が整って”ここがクロスポイントだ!”と直感する運びとなり、現地を訪れたのは今年(2021年)の5月末であった。

そこで下のリンクは、まず前提となる上記の”「富士山」と「毘沙ノ鼻」を結ぶ軸線”を、なぜ引くことになったのか・・・その経緯等を書いた記事である。

※関連記事・・・・・・ 観えてきた「扇(奥義)」(上)



地図を広げて”ここに違いない”と見出した場所は、山口市吉敷に鎮座する「畑河内神社」であった。

上の画像の、田植えを終えたばかりの田んぼの先に、こんもりとした小さな森があるが、この樹林のなかに当社は鎮座し、その境内にクロスポイントの「磐座」は存在した。



もちろん当社は初めての参拝だった。その参道の入口は、田んぼの先にある丘陵部の、ちょうど反対側となる付け根にあり、そこから上方の境内地に向かって、上の画像のように急な階段が続いていた。

そこで上の画像の、当社への入口となる石段の左側に、「肥中街道」と刻まれた石碑が確認できると思うが、以下のように関連サイトにあった解説を纏めてみた。

◎歴史の道「肥中街道(ひじゅうかいどう)」

周防と長門(現在の山口県域)を統一し山口に拠点を定めた大内氏の時代に、「肥中街道」は領国の西半分を横断する道として整備された。山口の中心部 道場門前の”安部橋”から吉敷地域を経て美祢市を通り、大内氏の海上支配の要港であった下関市豊北町の”肥中港”に至る約62㎞を結ぶ。

この「肥中街道」は、守護大名の大内氏が朝鮮王朝や中国大陸(明との勘合貿易)との
交易窓口などに使ったといわれており、肥中港の先は日本海、響灘、玄界灘、対馬、朝鮮半島とつながり、その位置は"海の道"の拠点であった。

※ちなみにこの石碑は、ここ吉敷地域の街道沿い(計16ヵ所)に、今年の3月に設置されたばかりであった。



さて急な石段を登り、高台に鎮座する当社拝殿と、その左前に根を張る「磐座」を映した画像が上だ。





まず、拝殿前の左側にある「磐座」を撮影したものが上の画像である。これまでも社殿の近くに存在する数々の「磐座」を見てきたが、久しぶりに醍醐味のある佇まいであった。


同じ「磐座」の別角度を撮影した下の画像を見れば分かるように、全体の半分くらいは草に覆われていたのだが、それでも威厳あふれる存在感を漂わせていた。



しばらく見ていると…今すぐにでも周囲の草を除去して、その全貌を様々な角度から見てみたい…という強い思いが湧くほどに、魅力的な「磐座」であった。



そして次の画像は、本殿裏手の広い範囲にあって、まるで渦を巻くかように山型に組まれた貫禄のある磐座群で、その中央部から 新緑のカエデの木が自生していたのも 印象的であった。



その加工した大岩を意図的に配置した雰囲気が伝わるように、同じ磐座群の上方部分を別角度から撮影した画像が上だ。

その苔むした大岩のカット面は、ここから天体観測や地文測量をするために必要な”ある方向”を確実に示しているはずだと、いつものように如実に感じた次第である。



そして、実はこの”大きな磐座”の左側に続く一段と高い場所にも、ここかしこに小さな石組みが散見されたが、なかでも特徴的だったものが、上の画像に映る石組みである。

それは上下の画像のように、手前にある一つの扁平な石と、向かい側にある直立する二つの石の、計三つの石組みであった。



そういえば、おそらくこの石組みが、当社の境内にある磐座群の中で、一番高い位置にある石組みでもあった。

そこで上の画像は、この三つの石で東西南北の”四方位”を示すかのように配置された石組みを、上方から撮影したものである。(方位が分かるよう下方に磁石を置いてみた)





上の画像は、当社境内の西側から、北方の山々を撮影したものだ。ちなみに、右側遠方に見える電波塔の立ち並ぶ山が「西鳳翩山(標高 
742m )」である。そして、上の画像の左側に映る小道が、おそらく上で解説した北浦方面に続く 「肥中街道」であろう。

その後、この
「肥中街道」の終点となる「 肥中港 」を訪ねる機会があり、その港に近い素敵な浜辺にて、島々の狭間に沈む幽玄な夕陽を撮影した画像が下である。







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最終更新日  2021年09月19日 23時08分28秒


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