真理探究と歴史探訪

真理探究と歴史探訪

2026年03月24日
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そこで冒頭画像は、古代において”おおいぬ座”の一等星「シリウス」が地上に投影され、設営されたと思われる「神石」を撮影したものである。

(ちなみに、この「神石」はアニメ『鬼滅の刃』に登場する”一刀石”に似ていることからSNSで話題となり、当日も訪日外国人を含む見学者が多かった。)



お陰さまで当日は天候に恵まれたこともあり、この「神石」を訪れる前に糸島市域(古代では”伊都国”の範囲)の、地元では「筑紫富士」とも謡われてきた秀麗な山容の「可也山(かやさん/標高365m)」に登ることにした。そこで上の画像は、当山を麓から撮影した画像である。

実はこの「神石」(神在神社の境内)が設置された背景に、この「可也山」の山頂を起点とする”シリウス方位(真南から東に約20度の方位)”があったことを、事前に地図上(下の画像)で確認していた。

つまり「可也山」の山頂から見た”シリウス方位”(下の地図では桃色の直線)とは、当山の山頂を天体観測の起点とした場合に、「シリウス」が”真南から約20度ほど東に振れた方向から昇る方位”ということだ。

よって「神石」とは、古代より”夜空で最も明るい星”(夜の太陽)とされ貴ばれた「シリウス」の地上投影地として、「可也山」の山頂から見た「神在神社」の境内が古代人により選別され、「シリウス」を象徴する”球状の磐座”が設営されたと推察するところである。





「可也山」の山頂へは、その南麓から登り始めたのだが、その尾根道のここかしこに目を引く磐座が存在していた。中でも最も印象に残ったのが上の画像に映る巨石である。



そこで、例えば「冬の星座」を彩る星々の「カペラ」と「シリウス」の関係をいえば、「可也山」の山頂から「シリウス方位」に存在する「神石」の方向を見遣り、「シリウス」がその位置にきた時に天頂を見上げると、そこに「カペラ」が輝いており「冬の星座」の全体像を展望できるというわけだ。






上に並べた二枚の画像は、山頂の標識(上)と山頂近くに鎮座する「可也神社」の由来書(下)を撮影したものだ。

当社の主祭神として「神武天皇」が祀られたことに当初は驚いていたのだが、”古事記”と”日本書紀”の編纂の詔勅を出した「天武天皇」と重なり観えてきて、なぜか合点のいく自分がいたのであった。





次に上掲画像の二枚は、「可也山」山頂の北方にある展望台から、日本海側の玄海灘方面を撮影したものである。

その上方は北方の玄海灘に広がる海原を撮影したもので、その画像中央の海上には、遠方に「小呂島」が映っており、当山頂から見ると反転した「シリウス方位」の”真北から約20度ほど西に振れた方位”に存在する。

つまり「小呂島」⇔「可也山」⇔「神石」は、天体「シリウス」の観測に纏わる”三点一直線”の関係にあるということだ。

そして上掲画像の下方は、展望台から東北方面を撮影したもので、その中央部に映る細長い島は、博多湾に浮かぶ「能古島」で、その左側に浮かぶ島は「志賀島」、そして右奥に映るビル群は博多区の繁華街である。

加えて上の画像の、展望台から見て真東の方位(画像では右隅となる)に、「延喜式神明帳」に記載の”伊都国”の総社『志登(しと)神社』(主祭神…豊玉姫命)が、かすかではあるが映っている。

実は現在でも、その『志登神社』の境内地あたりから、「シリウス方位」を基準とした”碁盤の目”のような格子状の通りが存在しており、その痕跡を見出した経緯は以下の関連記事に詳しい。


※関連記事・・・ シリウス信仰の痕跡 | 真理探究と歴史探訪 - 楽天ブログ



さて、ゆっくりと約5時間かけて「可也山」の登山と周囲の散策を堪能した後、午後4時ごろに「神石」に到着し撮影した画像が上である。

その豊満な風情の貫禄あふれる「神石」との響き合いを楽しみ、噛み締めながら周囲を巡るのであった。

するとフト…夜になれば「神石」の存在するこの場所から「シリウス」を見ることができるかも…という思いが浮かんだので、さっそく携帯の搭載アプリ「星座表」で確認すると、天候次第ではあるが可能性が高いことが判明したのであった。



時間調整ということで近場の温泉に入浴し夕食を済ませてから、再び「神石」の存在する現地に向かい、「神石」の上方に「シリウス」(画像の中央に光る星)を見出した感動の場面を撮影した画像が上だ。



そこで上に並べた二枚の画像は、左側が当日の午後4時頃、そして右側が午後7時頃に、ほぼ同じ角度から撮影したものである。まさかこの「シリウス」を象徴する「神石」の存在する聖地にて、おおいぬ座の一等星「シリウス」が実際に展望できようとは、まさしく「青天の霹靂」であった。



さらに上の画像は、「神石」の上方に開いた暮れ泥む天空を撮影したもので、(ちょっと分かりづらいのだが)画像の下方中央の少し左側が「シリウス」、中央部の左寄りに「プロキオン」、中央部の右寄りに「ベテルギウス」と三つの一等星が形成する『冬の大三角』、その左斜め上に「アルデバラン」が映り込んでいる。


そして下の末尾画像は「神石」を離れての帰り道に、夕暮れの西方に並んで見えた「三日月」と「金星」だ。この度の”春分行脚”の一部始終は…天空に見守られていた…と感じたところである。






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最終更新日  2026年03月24日 21時30分22秒


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