『なごみ空間』

『なごみ空間』

色あせたTシャツ


     「色あせたTシャツ」


     確かに残る このTシャツは
     いつになっても 貴方の匂い
     遥か遠くに 旅立ったから
     そう簡単に 捨てられないよ

     貴方と過ごした 1年間
     小さな胸で 生き続けるの
     時が過ぎても 語り継ぐから
     いつもの空で 見守っていて

     昨日交わした 冷たいキスが
     先の未来を 予感させたの

     “さよなら“なんて 似合わないから
     涙こらえて 見送るからね
     もしも、寂しくなったときには
     この笑顔思い出せるように


     今もTシャツ 部屋にあるけど
     色あせてきて ただ悲しくて
     流れはじめた この年月に
     止まったままの あたしの時間

     夢の中では 触れ合うのにね
     目が覚めたなら 誰もいないの
     流れるしずく 凍る想いに
     見えるはずない 孤独がおそう

     どんなに名前 叫んでみても
     貴方の声は もう聞こえない

     “ありがとう“なんて 似合わないから
     冷たいカラダ 抱きしめてみた
     もしも、寒いと感じたときには
     この温もりを思い出せるように


     “さよなら“なんて 似合わないから
     涙こらえて 見送るからね
     もしも、寂しくなったときには
     この笑顔思い出せるように

     “ありがとう“なんて らしくないから
     冷たいカラダ 抱きしめてみた
     もしも、寒いと感じたときには
     この温もり思い出せるように








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