oshafe

oshafe

PR

×

バックナンバー

2026.07
2026.06
2026.05
2026.04
2026.03

キーワードサーチ

▼キーワード検索

2010.03.06
XML
カテゴリ: カテゴリ未分類
*





母に借りて読みました。
読むこと1週間。

傑作中の傑作だったと思います。

読み始めてすぐに梁文秀、李春雲のとりことなり、
西太后をとりまく環境に魅了し、
中国の歴史の一部に感動をしました。


王逸が自分を逃がしてくれた小梅に
『千文字』の中の「宇宙洪荒」という言葉の意味を教える時のこと、

耳の聞こえぬ小梅に

――それは「空」でも「天」でもなかった。
 自分たちを包摂する巨大な空間、無限の概念。

この、どうしても説明のつかぬ言葉に、王逸が、

――君は希望に満ちた宇宙の中に生きているんだ
――夢。希望。永遠。君の不幸は、洪荒たる大宇宙の中の
 ほんのささいな、とるに足らぬ悲しみにすぎない。

と伝えた。

『千文字』―天文、地理、政治、経済、社会、歴史、倫理など
森羅万象を漢字の勉強しながら意味も学ぶので、
その意義もまた深いと思った。

だけども、やっぱり自分は宇宙の中のただ一人という観念からは
型を破ることはできない。

最後の梁文秀の言葉に、
『僕らのなすべきことは、決して施しであってはならなかった。
日照りの夏はともに涙を涸らし、凍えた大地の上をともに転げ回ることこそ、
彼らの中から選ばれた政治家の使命なのだということに、
僕はついぞ気付かなかった。』
とありました。

ここから、宇宙の中の一人の観念から
自身が宇宙大という観念に変わったのではないかと思った。


ともあれ、久しぶりに本を読んで楽しかった。
ごちゃまぜな宗教観はある種この小説には必要だったんだろうなぁ。






お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2010.03.06 12:46:41
コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

プロフィール

oshafe

oshafe

カレンダー


© Rakuten Group, Inc.
X

Design a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: