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今日はきれいに晴れ上がったが、きのうは1日中、冷たい雨。 雨の中で花びらを閉じ、さらには頭を垂れるアネモネの姿に、人のしぐさを重ね合わせて、写真に収めたいと思った。花の中に水が入ると、雄しべ、雌しべが傷むとか、そういう「合理主義」は抜きにして・・ 今日は、もちろん、頭を上げて、空を仰いでいます。
2006年04月16日
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ジャズフルートの太田朱美さんは鳥取県米子の出身で、現在は東京で活躍しています。彼女は広島大学で生物学を専攻していたのですが、「ジャズ研究会」に入り、顧問の16トンさんに出会うことになります。16トンさんの自宅には広い吹き抜けの広間があり、年に2度ほどジャズ研の連中を呼んで、ホームライブが開かれていました。いつのことでしょう?そこで、大学に入りたての朱美さんに遭遇。当時から出色のフルートでした。 娘たちも彼女のファンで、おそるおそる「2次会」への出演をお願いしたら、演奏を快諾してくれたとのこと。当日は、前日にアメリカから帰ったばかりだそうで、また、新所沢で行われるライブの直前、たいへんありがとうございました。
2005年10月19日
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ジニア(百日草)は8月の終わり頃から、白いカビが葉っぱに生えて、けっこう扱いにくい。今年は久しぶりに、「ソンブレロ」という品種を種から育てた。「天人菊咲き」で同心円がユニーク。種の値段は安い。
2009年08月11日
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写真はH大学の「生態実験園」の案内板。その裏側にヒョウタンと綿のような植物が、一見、ランダムにぶら下がっている。こういうのって、「オジサン・オバサン心」ではなく、「学生心」と直感的に思う。 それにしても、綿のような植物が判らない。まん丸い綿の玉が、ブドウのように連なっている。案内板の表には、施設の説明プリント以外に、「しめ縄の由来」、「正月飾りと植物」、そして「植物園の縁起植物」のカラープリントが貼ってあるが、「綿」のヒントになるようなものはない。 それはそれとして、案内板の裏側に、超モダン・しめ縄を創作したのだろうか?
2008年02月23日
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NHK「爆笑問題のニッポンの教養」、12月11日放送で、理化学研究所の上田泰己氏(システム生物学)が登場し、「体内時計」が話題となった。 「体内時計」と言うと、個々の生物が持つ時計というイメージだが(実際そうだが)、かっては「生物時計」と言っていたと思う。この言葉との出会いは、おそらく1960年代のことで、「自然」(中央公論社?)の誌上でなかったか。 それを思い出すと、すごくなつかしい。「体内時計」がここ10年のほど、生物学におけるホットなテーマにかかわらず、そう感ずるのは、私の「体内時計」がウン十年も時を刻んでいるからにちがいない。つまり「体内時計」と言えば、古ぼけたのも、新品もあるのである。 私が「生物時計」を初めて読んだとき、同じ生物でも、単細胞の細菌とか酵母を研究していた。だから、動物の話としての「生物時計」とは無縁と考えたのだが、早計だったか。今になってみれば、「体内時計」は遺伝子支配なので、単細胞生物にもその原型はあるだろう。そして、酵母に近い菌類(麹菌、キノコなど)では、光や季節の影響を受けるものもあると記憶するので、「体内時計」は菌類にも意味ある存在かもしれない。(あるいは研究が進んでいるかもしれないが、番組には登場しなかった) その後も「生物時計」の解説記事を見つけると、必ず読んだ。それにしても「生物時計」はなぜ必要なのか。ヒト様が年齢を指折り数えて、老後を心配するためでないことは明らか。 「生物時計」の基本単位は年と日。これは地球の公転と自転に由来している。地球生命が、地球に限定して進化した以上、当然だろう。太陽エネルギーを最適に享受するためには、季節や昼夜を感知し、それに依存しなければならない。もし地球以外に生命が存在すれば、地球時間とはずれた「生物時計」が生まれるにちがいない。 1年を何月に分けるか、1日を何時間に分けるかは、ヒトの文明に影響された。現在の世界標準の時刻で見たとき、各人の「体内時計」は自分の体に、周期的にいろいろなことをさせている。最近、頻尿気味の私は、尿量が最大になるのが18時という情報に目をとめた。しかし、私はずれている!「体内時計」を支配する遺伝子の塩基配列にも、個人差があるのだという。
2007年12月19日
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今日はブログ発信地の種明かし。「仙人の里」の中心に新幹線「東広島駅」がある。仙人の住み家も写っているけど、さてどれかな? 下のピカピカの道路は、開通したばかりの東広島・呉道路の一部。車の通行はまだ少ない。 西条酒を醸す酒蔵は、写真の左奥に並ぶ。間に「三永水源地」があるが、これの水利権は呉水道局が握っている。
2007年11月22日
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雲の写真はあまり撮ったことがない。なぜなら、動物とか何かを連想するより、パターンとして見てしまうと、広い空の「切り取り」に苦労してしまうから。
2012年10月25日
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山陽新幹線のレールを見たら、ふと、最高標高はどこだろうかと思った。むろん、日本全国となれば、新幹線の最高標高は他の線にあるだろう。 国土地理院の地形図を見た限りでは、東広島駅構内におけるレールの標高は、230mぐらいかと思われる。どうやら駅のあたりは水平らしいが、西に向かっても、東に向かっても、線路は下り勾配になる。西なら広島駅まで、東なら沿岸の三原まで下り一方、それもほとんどがトンネルの中。 思えば、在来線の山陽本線は、昔からこのあたりが急勾配の難所だった。「瀬野」の登りでは蒸気機関車の重連が見事だったらしい(その頃はこの地にいなかった)。今でも貨物列車には、電気機関車が複数つく。 新幹線の東広島駅に夜、暗いなか降り立つと、「高原の駅」に降りた気分になるのである。 (写真に写る列車の後半部が、東広島駅です)
2008年07月11日
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娘のピアノの先生に久々に会ったら、「フォトンベルト」の話をひっきりなしにした。 しかし、「フォトンベルト」がなんのことか分からない。はあ、はあと聞いていたけれど、どうも地球の運命に関することらしい。 あとでネットで調べてみると、こういうことらしい。 フォトンとは「光子」(こうし、ミツコでない)のこと。これは物理学用語。物理学用語を使うところは、「電磁波」を白い布で防ぐ某団体と似ていなくもない。 ここで話が壮大になる。地球を含む太陽系は銀河星雲の中で回っている(1回転は何年だっけ?)。どういう巡り合わせか、間もなく地球は、フォトンの集まった「フォトンベルト」に突入する。そしてこのベルトの通過には2000年かかるとか。 なんだかよく分からないけれど、2012年12月23日に大変化が起こる(ちょうど8年後。地震の予知もできないのに、やけに正確)。その時「人類は新次元に進化する」のだという。そして「人類としての歴史の終焉」を迎える。 つい最近言われた「世紀末思想」にも似ているが、「進化」がどんな方向なのか分からない。わたし個人は死ぬのか、生きるのか? 興味のある方は、「フォトンベルト」をキーワードにして検索すれば、いろいろなサイトが出でくるはず。
2004年12月25日
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イチョウは、たしか、日本の街路樹No.1。とはいえ、この町ではあまり見かけない。 写真はH大学S学部の風景。若い木が一生懸命伸びている。日本各地のイチョウ並木と比べれば、この都市の若さが表れる。
2007年11月30日
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東京から娘二人が帰ってくるので、朝早く広島空港に向かった。 東京の低気圧によるボタン雪とは違い、寒波で日本海からやって来た細かい雪が、竹林や松林にうっすらと積もっていた。 ここでとつぜん尾道に行くことになり、車は東へ。 最近「尾道ラーメン」は有名になり、何軒かの店の前に行列ができるが、わが家は、地元の知人に紹介された、昔から有名な「朱華園」にまっすぐ向かう。まだ11時前だったので行列がほんのちょっと。こんな幸運は珍しい。いつもなら25分から40分は待つ。だが、5分もしないうちにうしろに行列が~! 2つずつ順番に運ばれる醤油味、具も含めてあっさり系。満足・・ 「本通り」には、地の人でないひと、観光客?も混じる。道に店を広げたおばさんから生だこ、はまちなどを買う。東京とは鮮度が違う、それはこちらに住んで知った。 カメラを持っていかなかったので、前に撮った「朱華園」の写真を掲載する。 注:31日はやるが、正月は6日から
2004年12月30日
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微生物は、肉眼では観察できない微小な生物の総称(広辞苑第五版)だが、’有用’微生物を扱う連中が言う微生物は、食品に生えるものが多く、カビ、酵母、細菌(バクテリア)がそれに当たる。 日本酒では、カビの仲間の麹菌とアルコール発酵をする酵母菌を使っている。麹菌は、蒸し米の米粒の周りに生える。いっぽう、酵母によるアルコール発酵は、ドロドロしたもろみのなかで進行する。 微生物は気まぐれである。けっこうひとの手の内を読む。新米がやるとバカにする。 たくさんの麹蓋に盛られた蒸し米の上で、麹菌がどれもこれも同じに生育することはない。生育のデコボコを減らすように、麹蓋の積み替えを行っても、だ。しかし、最後には麹をひとまとめにするので、デコボコはとりあえず解消する。 もろみの中では酵母菌が増殖する。酵母に限らず、生物の増殖にはどうしてもバラツキが伴う。そのバラツキを小さくするのが杜氏の技とはいえ、ゼロにするのは難しい。 もろみには単細胞の酵母菌がどれくらいいるのか?1ミリリットルに1億として、1000リットル(1キロリットル)のもろみには、1億の100万倍、100兆の酵母菌がいる勘定。これら一つ一つの細胞には、サイズの大小あり、活動度の大小ありでさまざまである。それを酵母菌の個性とすると、人間が持つ個性とは隔たりが大きいので、100兆の酵母菌をまとめて1個体としてみよう(人間1人の細胞数は60兆とか)。 そうすると、1個体の酵母菌は、1つのタンクに収まったもろみ全体に近い。そして、このような状態の酵母菌は本当に「個性」を発揮する。ご機嫌がよければ、味も香りも、アルコールの伸びも快調で、みなを喜ばせるが、いったんご機嫌が斜めになると、杜氏泣かせとなる。 このような生物特有のバラツキの中に、私たちは生命の「神秘」を感じるのだろう。お酒はその結果である。
2004年12月27日
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近所の溜池に気になる水鳥がいる。上の写真は2003年4月3日に撮影したもの。右の2羽はマガモの雄のようだ。左端は雌かな?だが、素人目にも白すぎる気がする。 以来、白い個体を2,3の池で目にしてきた。なんという名前だろうな?どうしていつもマガモといっしょにいるの? 下の写真はこの19日に撮影した。真っ白でアヒルのよう。ただし、この個体と上の写真の個体が同一という保証はない。
2006年01月21日
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「純米」がつく日本酒は、原料に米と水しか使わない。もちろん、このままでは熱を加えても、御飯か、おかゆか、糊にしかならない。酵素源として、麹菌と酵母菌を繁殖させる。純米酒には、純米大吟醸酒、純米吟醸酒、特別純米酒、狭い意味の純米酒がある。その規格は、精米歩合あるいは香味や色沢に基づく。純米を名乗れないお酒には、アルコールの添加(アル添)が行われている。そのアルコールは何から作ったかと言えば、米でない澱粉やその他の糖質から、である。たとえば、糖蜜とか、コーンとか。アル添の発祥は、戦中、戦後の米不足にあると言う。だが、現在では糖蜜やコーンに比べ、米が高価だからとされる。(ただし、江戸時代から腐造防止などのために、「柱焼酎」が使われていた)アル添が、日本酒の衰退を招いているという強力な意見がある。少々高くても純米酒を飲めというのだ。あなたはどう思う?
2004年11月29日
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