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2007年07月29日
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カテゴリ: エッセイ


 愛知県地方はやっと梅雨が明け、毎日暑い日が続いています。こんな時私は北海道へ帰って

しまいたくなるんだな~


 北海道を出てはや25年くらいになると思います。小樽は私の故郷です。もう帰る家はない

のに、いつも「帰る」という言葉を使ってしまいます。私の帰る場所はここなのに、北海道へ

行っても泊まる場所はホテルなのに、私は北海道へ「帰る」のです。

 祖父母や伯父が亡くなって、小樽の家は帰る場所ではなくなってしまいました。かつて私の

部屋だった場所は伯父の娘の部屋になり、伯父の妻だった人はいい人だけれど、お互いに気を

使って何時間かを過ごすのはとても疲れることなので、札幌のホテルに泊まります。

 小樽に帰るのは冬なので、お墓へは行けませんが、お寺にお参りし実家の仏壇に手をあわせ

て帰って来ます。実家での滞在時間は1時間くらい。それ以下でもそれ以上でもなく、きっち

り1時間。それがお互いに気を使わずにすむ時間のような気がします。

 そこそこの距離感が途中から親戚になった相手に対する大切なことのように思います。気を

使ってヘトヘトになるよりは、離れていたほうがいい。

 実家というのは自分を包んでくれる「人間」がいてこその場所。もう祖母も伯父も誰もいな

いところは、違う世界のような、通り過ぎる風景のようなものです。少し寂しくはあるけれ

ど、こうして私は年をとって、今度は娘の実家になっていくのです。


 今日親友Kと電話で話をしていたら、ちょうどKのところにKのお母さんが来ていて、何年

かぶりに声を聞くことができました。私はKのお母さんが大好きです。私のことを心配してく

れるやさしい女性です。

 今日はKにお惣菜を作って持ってきたとのこと。ついでにアイロンかけもしているようで

す。Kのお母さんは「娘に何かをしてやることで、親であること噛みしめている」というよう

な事を言っていました。親というものはなんてありがたいものなのでしょう。こんな時、私は

本当にKのことがうらやましくなるのです。

 46歳になっても自分を娘と思ってくれる人がいることの幸せを、もう何年も前に忘れてし

まっていました。

 私は自分の娘にそんな母親になってあげれるのかな。

 娘は今日も朝から仕事に行っています。「ゼクシィ」のブライダルファッションショーだそ

うです。

 メイクをさせてもらえるはずもなく、髪型を直したり、衣装の着替えの手伝いです。アシス

タントです。使いっぱしりです。でもがんばっています。そんな娘の暖かい場所に、私はなれ

るのかな~


 2月の札幌はとても寒い。その寒さが心地よくて、私は2月に北海道に帰ります。体の芯ま

で冷えてしまいそうな、2月の札幌。降る雪を見ると心がざわざわとしてくるのは、どうして

なんだろう。

 夏の小樽の海も満天の星にも逢いたい気持ちはあるけれど、札幌から小樽へ向かう電車の窓

から見える、海に降る雪がとても好きです。


 さて、今夜は飲み会です。中学の同級生が偶然近くに住んでいることが判明したのは、今か

ら17年くらい前でしょうか。男性一人女性二人で、一緒飲むのは1年ぶりです。

 3人ともお酒がすごく強いので、今日はどれだけ飲むのか楽しみです。

 では、行ってきまーすウィンク





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最終更新日  2007年07月29日 15時29分00秒 コメント(5) | コメントを書く
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