おとったん日記

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2011.06.16
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ご無沙汰しております。


昨日、6月15日山田町で開催いたしました炊き出しのご報告です。


前日までに支援物資が2トントラック一杯になるほどお送りいただきました。


お送りいただいた皆様、ありがとうございました。


無事に山田町へ届けてまいりました。



朝、盛岡を出発。


私は、当日使うお肉などを購入し出発。


山田町には11時30分頃到着。


車を降り、会場へ向かうと代表がマスコミの人とお話しています。





12時前の段階では、来場者数名。


30分くらい会場準備をし外の様子を見てみると、すでに長蛇の列。


開場30分前には500人を越すであろう大行列。


ありがたいことですが、焦りの気持ちも。


開場前にチケットの使用方法などを事前にお知らせするため行列に行くと、



「何時に開くの?」


「ご飯は、足りる?」



皆さん心待ちにしていただいた事を実感。


14時になり開場。


一斉にご入場いただきました。


皆さん真っ先に向かったのは、夏物のお洋服コーナー。





Tシャツや、ブラウスなどをお持ち帰りいただきました。


そして、私が担当する駄菓子、ドリンクコーナーにお越しいただきました。


人気ドリンクは、コーラ。


続いて、ファンタ。


炭酸飲料が一番人気でしたねぇ。






「なんだぁ、たった1個かぁ。もっともらえないの?」


「駄菓子は、おとな1個。こどもが3個です」



子供用にたくさん用意してあることをお話すると皆さん納得。



「俺、コーラにしたけど、子供用に残しておけ!」



ありがたいお言葉もいただきました。


3時過ぎにチラホラと小学生登場。


ここで、やっとおとったんの出番。



「駄菓子3個いいよ!」



遠慮がちに駄菓子をもらう子供たち。


受け取ってすぐ、美味しそうに食べていました。


そして子供たちは綿菓子コーナーに行列。


最初は大人が作っていたんですが、途中から子供たちに作ってもらいました。



「好きなだけ綿飴作っていいよぉ」


「ほんとぉ!」


この笑顔を見るために山田にやって来ました。


割箸に巻き取れないくらいの大きな綿菓子を持ち、会場の外へ。


友だちと一緒に座って美味しそうに食べる後ろ姿を見て、来てよかったと思いました。


そして、今回一番人気があったのは、ワンピースのくじ引き。


ワンピースオリジナルの文房具やハンカチが商品。


さらに屋外では流しそうめん。


明らかに丼からはみ出るくらいのそうめんを持って食べてる子供たち。


満面の笑でしたぁ。


夕方になり、コンサート。


私は知らない人たちだったので、よく分かりません。


ごめんなさい。


最後にフランクフルトを。


高校生、中学生が夢中で食べていましたね。


一言も話さず、むしゃぶりついていました。



一段落し帰る準備をしていると、60代の女性から話しかけられました。



「今日は、ありがたがった。ありがとう」


「気を付けで盛岡さ帰るんだよ」


「まだ、山田さ来でな」



なぜか涙が溢れてきました。


面識ない人にありがとうと言われ、涙が。



そして70代の男性もそばに来て話しかけてくれました。



「震災後は、炊き出しにたくさん来てもらった」


「ありがたがった。今でも感謝しでるよ」


「最近は、月1回しか炊き出しがねぇおん」


「催促じゃなぐ、もっどいろんな人にもっと来で欲しいのさ」


「そんでな、今の山田の景色を見で欲しい」


「んで、いろんな人に話で欲しい」


「おらだぢが死んだあども伝えで欲しい」


「こったなごどになっだども、がんばって立派になっだど話しで欲しい」


「あんたは、まだ若いべ」


「まずは、あんたの子供さ話せ」


「んで、その子供が、自分の子供さ話す」


「そうやって、忘れねように話でいぐのさ」


「忘れねようにな」


「まだ来よ! 俺が生きでるうぢに来よ」


「まっでるがらな」



また、涙が。


炊き出しには、食料支援。


物資支援などの役割があります。


しかし、それ以上に人との繋がりが作れる場所なのだと思いました。


また、沿岸にお住まいの方も、内陸の私達と繋がりたいと思っている。


そんな事を思いました。


今回の炊き出しにご協力いただきました皆様。


ありがとうございました。


支援物資をお送りいただいた方。


資金協力をいただいた方。


Twitterなどでリツイートしていただいた方。


本当にありがとうございました。


お陰様で開催することができました。


でも、この1回で終わらせることは出来ないと痛感しました。


しかし、私の力には限界があります。


また、皆様のお力をお借りすることもあると思います。


その際は、無理せず出来る範囲内でにご協力いただければ幸いです。


最後に、あんなに辛い思いをされたのに、山田の皆さんは笑顔でした。


次お邪魔したときにどうしても聞きたいことがあります。



「どうしてそんなに、素敵な笑顔なのですか?」と。





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Last updated  2011.06.16 12:03:05
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