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2025.03.24
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今回紹介する 〈汎用怪人〉 〈フリーディムヴィラン:特定の専属作品を持たない反面、あらゆる作品に次元垣根を超えて登場する可能性にも在るゲストヴィラン〉の一端 となる小カテゴライズですが、その性質が顕著にして、また一過的悪役性質に富んでいます。
背景は一切不明なのですが〈悪の組織〉が不在の世界観に〈敵勢力〉となるべく現れて不穏な超常暗躍を展開するという性質のみは明確。
諸々の仮説としては『人間の悪心が具現化した異質存在』とも『外宇宙から来た未知の侵略者』とも『高次元生命体』とも『自我萌芽に人類へ反旗を翻したアンドロイド』とも云われ、到底真偽は定められません。
ちなみに対象スーパーヒーローと元来因果性のある〈悪の組織〉には加担しないようで、そうした場合は出現しないようです。

また、彼等の一番大きな特徴は 『フリーイラスト商品』として販売している という事。
御購入されたイラストは利用規約厳守にて『フリーイラスト』として『投稿挿絵』『コンテンツ表紙』等に御自由に御使い頂けます。
私用版 であり 『フリーイラスト商品版』とは異なります。
私用版は二次使用を一切認めていません。
利用したい方は必ず『フリーイラスト商品版』の方を御購入下さい。


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●汎用首領


デザイン面に於いては〈ショッカー首領〉を念頭にしています──万人が漠然曖昧ながらもイメージするスタンダードな〈首領〉像は、おそらく〈ショッカー首領〉で間違いないと思いますからね。
ですが困った事に、この〈ショッカー首領〉というのは〝明確な像〟というのが存在しないのですよ(実はw)。
初出となる『仮面ライダー』では〝赤い三角頭巾を被った赤い長マント〟といった〝悪魔崇拝秘密結社然とした影武者偶像〟が描かれ、ようやく最終話にて登場する〝本人〟は〝無数の蛇が絡まった頭部〟……では、これが〈真の姿〉かといえば、そうではなく、その下からは〝白い頭部に巨大な黄色単眼〟……で、有名な捨て台詞「私は必ず甦る。人間の心に〈悪〉がある限り必ず甦る」を遺して自爆。
けれど、これで判明したワケではなく後番組『仮面ライダーV3』では〈デストロン首領〉として復活──その際の姿は〝心臓が鼓動する骸骨〟でした。
でも、終わりじゃない。
昭和第一期最終作となる『仮面ライダーストロンガー』では岩石巨人〈岩石大首領〉として出現──七人ライダーが体内侵入して発見した真の〈大首領〉は〝巨大単眼を据えた大きな脳味噌〟でした。しかも、この際に〈外宇宙生命体〉という事実が明らかにされています。
でも、終わりじゃないwww
数年後に製作された『仮面ライダー(新):いわゆる〈スカイライダー〉』では〝ドラゴン型怪獣〟として登場……終いには〈B51星団〉から来たとか言い出しましたw
このように〈首領〉には実像が無くて曖昧なワケで、それは初作当時の〝石ノ森章太郎〟と〝東映〟で正体案が分かれた事に起因します。
石ノ森章太郎としては〝人間の悪を集約象徴した存在として漠然と示唆させる意向〟でしたが、東映側は視聴者の子供達に理路整然とした決着のカタルシスを与えたいために〝宇宙から来た絶対悪〟としたかったのです。

そうした背景から最も象徴的な像〈三角頭巾タイプ〉と〈単眼タイプ〉を混合再構築したのが、この〈汎用首領〉となります。
企画コンセプトとしては〝万人の共有イメージを損なわない具現化〟ですので〈蛇頭〉とか〈宇宙怪獣〉とかよりも〝漠然とした絶対悪〟の方が好ましいですから。




●汎用蜘蛛怪人

やはり特撮オタが〝まず欲しくなる怪人〟と言えば〈蜘蛛〉か〈蝙蝠〉でしょう。
おそらく万人が〈蜘蛛怪人〉と言って想起するのは〈●ョッカーのあの方〉でしょうから。
ですが、そこは〈オリジナル怪人〉として大きな差別化を前提にする必要があった。

その兼ね合いから「いっそ人間フォルムを外して蜘蛛そのものを据えても良くないか?」と着想した形です。
また、工程時にチト閃いて〝蜘蛛の主眼〟を楕円形状へと変更して〝そこはかとなくドクロにも見える〟という両天秤印象にしてあります。
コレにより〈せむし男型怪人〉にも見えるようになっているのです。
この異端フォルムは結構会心の着想で気に入ってはいます。





●汎用蝙蝠怪人

前述の通り、やはり特撮オタが〝まず欲しくなる怪人〟と言えば〈蜘蛛〉か〈蝙蝠〉ですが「第一号怪人は、やっぱり蜘蛛だよなぁ」という判定から〈汎用蜘蛛怪人〉に舵切り、必然的に〈汎用怪人第二号〉となった形です。
例に漏れず〈蝙蝠怪人〉と聞いて万人が想起するのは〈●ョッカーのあの方〉か……或いはそれを更にブラッシュアップした高完成度に在る〈ゴル●ムの方〉でしょう。
で、ついでに言えば、伝承怪物〈吸血鬼〉のイメージも混在融合している……と。
怪物風貌の〈吸血鬼〉と言えば〈ドラキュラ伯爵〉よりも〈オルロック伯爵:登場作品『吸血鬼ノスフェラトゥ』〉が王道なので、私的な怪物オタ嗜好から絶対に落としたかった……のですが、困った事に〝石ノ森大先生〟が既にやっているんですよね。
先述〈ゴル●ムの方〉が、それ。
ですが、私とて〈モンスターオタ〉ですから、やはり〈オルロック伯爵〉は是非ともやりたい。
苦心の模索に、逆比率にて差別化を計りました。
つまり〝蝙蝠主体に吸血鬼像が混在している〟のではなく〝吸血鬼コンセプト主体に蝙蝠が落ちている〟という意匠。
ですから〝黒タキシードを彷彿させるデザイン〟にしてあります(一応〝黒タキシードそのもの〟ではなく〝全身スーツ仕様〟です)。翼部は〝マント〟にも映るように皮膜内側を赤色にして、燕尾部は〝蝙蝠の翼〟にも見える両天秤効果処理。そして、胸意匠には〝十字架〟をあしらっています。
なかなか〈蝙蝠怪人〉としては〝ありそうでなかった像〟になっていると思いますし、それでいて〈スタンダードな蝙蝠怪人像〉という印象もキチンと踏襲発揮されるように念頭しています。




●汎用寅猫怪人


はい〝虎〟ではありません〝寅猫〟ですw
そもそもは〝猫怪人〟で描いていました。
が、工程時に面構えから「怪人人気ではカッコイイ〝虎〟もニーズ高そうだな」と……。
しかしながら遊び心にある〝猫〟も捨て難かったので「いっそ〝寅猫〟にしたら〈虎怪人〉〈猫怪人〉両方に需要なくね? 両方の要素を混在できね?」とシフトしましたw
そんなですから(擬似的に)〈虎怪人〉としても利用できるかと思います……首輪風ベルトの〝鈴〟を黙殺すればw



ちなみに当人は〈虎怪人〉を気取っており、名乗る際にも『猫』の部分を小さく発声。
また、そうした背景から〈虎〉に対しては非常に憧れてリスペクトが強く、動物園の虎ばかりか〈虎モチーフ〉ならば〈怪人/ヒーロー:敵/味方〉の分別無く敬語に改まって心酔してしまうほどw
なかなか憎めない愛嬌に在るユーモラスキャラクターとなりました。






●汎用タコ怪人


まぁ、万人が〈タコ怪人〉と聞いて想像通りのスタンダード像ですw
実は『未確認戦隊ユーフォリナー』の敵幹部怪人〈ウォルズ〉の没稿線画でした。
が、没稿は没稿で〝タコ感〟が絶妙に活きていて気に入っていたので破棄するのも惜しくあり、大幅な加筆修正にて〈ダイレクトなタコ怪人〉へとブラッシュアップ新生した形がコイツなのです。
海洋食文化には内心恐々とした憤りを抱えており、これが『タコ焼き』『タコ刺し』『タコ煎餅』などのタコ関連ともなれば唐突にして烈火の如く大暴れ……憤怒のままに店を叩き壊してしまうほど苛烈化。
一方で『タコ揚げ』を大いに推奨しており、それに興じる子供を見ると「タコと仲良く遊んでいる!」と喜々に高揚して仲間に混じろうとする純朴な一面にも在ります……が、間違っても『蛸』と『凧』の誤認を指摘してはいけません。見境無くなって暴れた時の彼は〈恐るべき怪物〉に他ならないのですから。





●汎用バナナ怪人


何故、モチーフが〝バナナ〟なのか……その辺は私にも判りませんwww
そもそもは、ふと〈昭和型怪人〉を作りたくなって描いたキャラクターです(まぁ、このコンセプト着想が後々『汎用怪人シリーズ』の礎となるのですが)。
誕生当初……つまり『汎用怪人シリーズ』が立ち上がる以前は〈フリーディムヴィラン〉として〝独立した単体怪人〟でしたが、コンセプト的に適していたために『汎用怪人シリーズ』へと移籍した形になります。
ちなみに〈フリーディムヴィラン〉時期の名前は〈バナナ懐人〉──本来は〈怪人〉と表記すべきを〈懐人〉としたのは〈レトロな昭和型怪人〉という意味を集約表現した形だからです。
平成怪人と昭和怪人には明確なコンセプト差があります。
平成怪人は〈ハリウッド的SF観〉によってスタイリッシュにカッコよくデザインされています。
一方で昭和怪人は理付け設定こそ『SF』ですが、本質的には〈狐狸妖怪〉の延長上──要するに〝SF論でテクスチャーを貼り替えた現代型妖怪〟という点。
また、近年風潮に於いて平成怪人の多く(殊に仮面ライダー系)は主役ヒーロー同等に玩具化前提意向も強く、だから「カッコイイから欲しい」と思わせるデザインで纏められる──つまりは本来〈ダークヒーロー〉が負うべきコンセプトが〈怪人〉にも落とされる。
対して、昭和怪人は「登場回に全力投球」とばかりの〝使い捨てやられ役〟に徹しており、だから『登場回』が総てとしてドエライ発想や強烈なインパクトが盛り込まれる。求められているのは〝ダークヒーロー的なカッコよさ〟ではなく〝奇異性への好奇心誘発〟や〝初見のデザインインパクト〟であり、それはつまり「オバケは楽しいものです(by水木しげる御大)」という事。
方向性の本質にしても平成怪人のような〝負の変身願望誘発〟ではなく、あくまでも昭和怪人の本分は〝怖がらせる事〟だったワケです。
その辺は〈怪人〉or〈ダークヒーロー〉で昭和怪人文化は棲み分けていた。
だって〈ハカイダー〉や〈シャドームーン〉になりたい人はいても〈クビゲルゲ〉や〈テレビバエ〉になりたい人はいないものw
ま、そんな懐古的意向で生み出した〝遊び〟キャラクターです。
あ、一応追記しておきますが、別に『平成怪人文化』の否定ではないですよ?
私も好きですから。




●汎用戦闘員


スタンダードな〈戦闘員〉像で、見ての通り〈ショッカー戦闘員〉を念頭にしています──元祖にしてスタンダードテンプレですからね。
しかしながら、この〈覆面戦闘員型:演者の〝生〟を感じさせるタイプ〉というのは昭和後期から激減の一途となり、近年では無くなりました(昭和後期でも使っていたのは、本家『仮面ライダー(新)』ぐらいでしょう)。
代わりに台頭してきたのが〈仮面型:完全異形タイプ〉です。
これは特撮作品の主流が『スーパー戦隊』や『メタルヒーロー:宇宙刑事系』に推移したためだと私的に考えています。
どちらが〝正解〟とか、そういう単一的な是否論ではありませんが、実情として〈戦闘員〉は、この2タイプに大別されます。
このキャラクターでは『戦闘員の決定版/万人がイメージする〈戦闘員〉の共有認知性/多岐的な作風に順応するザコ』という要素で構築する意図でしたので、両タイプの〈戦闘員〉の特徴を混合踏襲しています。
初見ビジュアルこそ〈覆面戦闘員〉ですが、その〝演者の生要素〟をアンドロイド然にして〈仮面型戦闘員〉としても感受出来るようにしてあります。
ベルトバックルや額部には〈謎のエンブレム〉を据えてありますが、深くは考えていません。
ただ、この部分に〝何か〟を据えないと(王道踏襲という面からにしても)締まらないので『悪』の文字をアレンジして据えました。




●汎用女性戦闘員


言うまでもなく〈ショッカー女性戦闘員〉ですよねw
一応〈アンドロイドQ:『太陽戦隊サンバルカン』〉ぐらいの異質恐怖感にはしたかった……せめて〈マネキン妖怪〉のような不気味さぐらいは発揮出来ていると嬉しいのですが。
ま、この辺は受け手の感じ方に委ねるしかないです。









さて、彼等の特徴のひとつとしては、 同時に『逆転戦隊ゲコクジャー』にもメイン怪人として据えられている点 です。
そもそも〈逆転戦隊ゲコクジャー〉自体が〈汎用戦闘員〉からのコンパチ制作ですから、そうした因果背景からも必然。
まぁ『ゲコクジャー』以外にも臨機応変に登場可能ですが……殊更本作品に関してはレギュラー的扱いが強い性質に在ります(とはいえ〈悪事結社ティーヴァン〉自体ではないようですが……レンタルかな?w)。


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最終更新日  2025.03.24 08:00:12
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