親方の爆裂日記

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2011.01.20
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カテゴリ: カテゴリ未分類
 先週の雪がどっさり降った時の話である。

日が照って暖かいと屋根の雪が少しずつ溶け、夜には凍るという循
環で軒先に巨大なツララができてしまった。

 ツララの下には灯油のタンクやらガスボンベがある。灯油を入れ
にくる業者にとっては大変危険なので、雪かきのついでにツララを
たたき落とした。
 長い棒を使って次々と落としていったのだが、これが結構面白か
ったりする訳で・・・ なんか童心に返った気分、ハハハ


うかとお湯を沸かしていたら、キッチンの外で何やら話し声が聞こ
える。
 小さな子供と大人の男性のようだが、そのうち子供が泣き始めた。
あきらかに親方の家の敷地内に居るようなので、何事かと家の外へ
出てみると、3歳か4歳くらいの男の子とその父親がびっくりして
親方の方を見る。

親方「どうしたんですか?」
父親「すみません、昨日ここを通った時、子供がお宅のツララを
   欲しいと言いましてねぇ。危ないからダメと言って帰った
   んですが、今朝になってもまだ駄々をこねるんで、しょう
   がなくここへ来たんですよ。そしたら・・・」


を剣にみたてて遊びたかったらしい。
となり近所の家にもツララはぶら下がっているのだが、親方の家
のがとりたてて大きかったので、子供の目に止まったのだろう。
とは言っても、子供の身長の倍もあるツララだったので、重くて
とても持てないだろうなあと思ったものである。


に声をかけた。
「ボク、ちょっとこっちへ来てごらん」
そう言って子供の手を引き、家の裏へ連れていった。

 実は、裏の家の軒先にも巨大なツララがぶら下がっており、まと
めて落ちれば親方んところのフェンスが壊れそうなので落とそうと
思っていたのだが、あまりに寒いのであとでやろうとして残して
おいたツララがあるのだ。

 子供の顔がみるみる笑顔に変わっていく。子供の身長と同じくら
いのツララを2本取って渡すと、涙もすっかり乾いて剣士きどり。

 父親にツララを一本持ってもらい、二人で仲良く手をつないで
帰っていきましたねぇ。

 ただの氷の塊であんなに喜ぶんだから、小さい子供というのは無
邪気というか可愛いもんだね。だけど、あと10年もすれば親に
少しは反抗するようになり、ツララの代わりにゲームのコントロー
ラーを握り締めているような気がするな、ハハハ






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Last updated  2011.01.20 09:12:27
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