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2026.04.27
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【夕陽の公園で、そっとキス】

「まだ早いけど、ずっと一緒に・・・」

「そっと重ねた、夕陽色のキス・・・」

秋の夕暮れが、公園の木々を優しくオレンジ色に染めていました。


中学2年生の新谷美代子は、隣を歩く同級生の山崎智也と、手をそっとつないでいました。指先が触れ合うだけで、胸がドキドキして、顔が熱くなります。

「智也くん……今日は、勉強、ありがとね」

美代子は小さな声で言いました。智也も顔を真っ赤にして、うつむきながら答えます。

「う、うん……美代子ちゃんも、頑張ってたよ」

二人は放課後、図書室で一緒に勉強したあと、親に内緒でこの公園に寄っていました。

なんだか特別な時間。

言葉にしなくても、お互いの気持ちが少しずつ近づいている気がする。

でも、はっきり言葉にするのは、すごく勇気がいりました。

美代子は心の中でモヤモヤしていました。

(智也くんは、私のこと……どう思ってるのかな。ちゃんと「好き」って言ってほしい。いつか、キス……も、してみたい。でも、智也くんから言ってくれないと……)

智也も同じように、胸がいっぱいでした。

(美代子ちゃんともっと近くになりたい。でも、いきなりキスとか、したら嫌がられるかな……。ちゃんと気持ちを伝えて、相手の気持ちを確かめないと)

公園のベンチに並んで座ると、夕日が二人の顔を照らします。

周りでは小学生や幼い子どもたちが元気に遊んでいて、たまに小さなカップルみたいな子たちが笑い合っています。

そんなラブラブな雰囲気に、なんだか二人も照れくさくなってしまいます。

智也が、意を決して口を開きました。声が少し震えています。

「……美代子ちゃん。俺、美代子ちゃんのこと、すごく好きだよ。ただの友達じゃなくて……恋みたいに、特別に思ってる。

あの……もしよかったら、俺と、ちゃんと付き合ってくれないかな?」

美代子の頰が一気に赤くなりました。瞳がキラキラして、胸がキュンって鳴ります。

「うん……私も、智也くんのこと、好き。ずっと待ってたよ、そんな言葉。

キス……も、してみたいなって、思ってた。心の準備、できてるよ」

二人はそっと顔を近づけました。

公園の風が優しく吹き、子どもたちの笑い声が遠くで聞こえます。

唇が、そっと重なりました。

ほんの少しの時間。でも、すごく温かくて、甘いキスでした。

周りにいた女の子たちが、それを見て顔を赤くして「きゃー!」と小さな声でキュンキュンし始めました。

近くの小学生のカップルみたいな子たちも、じーっと見つめて、公園全体がなんだか少女漫画みたいな、甘い空気に包まれていきました。

キスのあと、二人はまた手をつなぎました。

智也が、恥ずかしそうに続けます。

「美代子ちゃん……俺、もっと関係を進めたいって思うときもあるよ。でも、ちゃんと美代子ちゃんの気持ちを大事にしたいから……急がない。

実は、ちゃんと準備しようと思って、ドラッグストアで……コンドームっていうの、買ってみたんだ。でも、まだ全然早いよね」

美代子は顔を赤らめながらも、真剣な表情になりました。

キュンとしたあとで、ちゃんと自分の気持ちを伝えました。

「智也くん……ありがとう。私のことを、そんなに大事に考えてくれて、すごく嬉しいよ。

でも、ここから先に進むのは、二人でちゃんと話し合ってからにしようね。

おうちの人にも、ちゃんと話して許可をもらわないとダメだと思うの。

それに、赤ちゃんができちゃうこととか、避妊のこととか、ちゃんと勉強してからの方がいいよね。私、そう思うよ」

智也は、うんうんと大きく頷きました。

「そうだよね……ごめん、ちょっと焦っちゃった。美代子ちゃんの気持ちを一番大事にするよ」

その日は、美代子のお家まで手をつないで送っていきました。

夕暮れの住宅街を歩きながら、二人はこれからのことを、ゆっくり想像していました。

(後日談)

それから二人は、スマホやタブレットで、恋愛や体のことを優しく学べる本やサイトを探して、プリントアウトしたり、一緒に読みました。

「まだ早いかもしれないけど、いつかちゃんと抱き合える日が来たらいいね」

って、夢を語り合いながら。

智也は、自分の気持ちをぐっと抑えました。

美代子ちゃんの胸元が見えたり、近くに寄ったりしても、興奮しすぎないように、優しく我慢しました。

美代子を押し倒したりしないで、ただ一緒にいる時間を大切に。

二人は、笑顔で勉強デートを続けました。

まだ子どもだけど、ちゃんと想い合って、ゆっくり育っていく恋。

そんな、ほんわかで、キュンキュンするような日々が続いていきました。

――秋の風が、二人の未来を優しく包んでくれるように。







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最終更新日  2026.04.27 09:10:53
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