2014年08月25日
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カテゴリ: 自然
 広島市の土砂災害.発生以来、しばしば安否を照会し、お見舞いの電話をいただいた.

 確かに被災地に近い安佐南区に住んでいたこともあり、本人も丘陵地付近は「危険だったのだ」と、メールで言ってきているらしいから、そのまま住みつづけていたら、懸念は確実にあった、かも.

 仕事場との関係で、「自転車で行ける」を念頭に、平地に移転して久しくなるので、今回は被災地現場から15キロほど離れており、いただいた電話見舞いにも、「事なきを」を伝えることができたけれども.

 中国山地.理科の時間に「壮年期の地形」と、教えられた.「緩やかな丘陵」と説明があり、なだらかにしてゆるやかな稜線に特徴付けられていたように、おもう.

 今時の被災で言われたこと.地質が火山活動でできた花崗岩ででき、それが風化すると「まな土」に転じて、保水力が乏しく、流出、崩壊、もろい土壌になると、伝えられている.

 生成後、時間を経過したことで風化がすすみ、予想しがたい雨量で脆弱な地盤が、瞬時に崩壊したか.か.
 広島に勤務された方に、「広島の地形・地質はいろんな問題があって」と、説明してくださった.

 おだやかな山なみ.形のなめらかさに関心がうつり、火山岩の風化.そちらに注目する観点はうかんでこなかった.

 「うかんでこなかった」といえば、居住者が「新住民」ということも、自然の危険予知に問題がなかった、か.


 防災は難しいが、経験則に蓄積された住民知があれば、知恵が市民を救うの、事態があったかもしれない.
 10年ほど前、30人ちかい死者がでて、今度は死者、行方不明者90人に近い.





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最終更新日  2014年08月25日 23時14分29秒
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