楽天ぱんだpandaパンダ

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人工授精でパンダ生まれる



【北京17日】新華社電は17日、中国で今秋、人工授精によって25頭のパンダが生まれ、このうち21頭が育っていると伝えた。(写真は四川省成都の臥竜自然保護区のパンダ)

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それによると、今春に人工授精で妊娠した雌のパンダ38頭のうち、25頭が出産した。パンダの人工授精は40年間行われているが、これほど多くのパンダが生まれた例はないという。昨年は30頭に人工授精を試み、生まれたのは12頭で、生存しているのは9頭だけとなっている。

四川省成都のパンダ繁殖技術委員会の責任者は「中国の科学者が成し遂げた成果だ。彼らは何年にもわたって懸命に取り組み、技術を高め、貴重な経験を積んだ」と評価した。

中国はパンダの保護に努めているが、飼育されているパンダは特に性的な面で本能的な行動を取りにくい。また、出産しても、母パンダが子供の育て方を知らないケースもあり、このような場合は人工的に餌を与えなければならない。

昨年末現在、中国は163頭のパンダを飼育している。一方、野生のパンダは、四川省、 陝西省、甘粛省に計1600頭近くが生息しているとみられている。〔AFP=時事〕

2005年11月18日01時20分


中国では人工授精でパンダ21匹育つ

 中国四川省成都市のパンダ繁殖育成研究基地は17日までに、人工授精によって今年生まれた中国のパンダ25匹のうち21匹が元気に育っていることを明らかにした。新華社が同日、英文記事で報じた。

 同記事によると、人工授精によるパンダの出生数は03年の15匹が過去最多。研究基地の担当者は、今回の結果について「絶滅の危機にさらされているパンダにとって朗報だ」と喜んでいる。

 研究基地によると、21匹のうち16匹は同省臥竜自然保護区のパンダ保護研究センターで生まれた。パンダの自然繁殖は難しく、中国では同センターを中心に人工授精によるパンダ繁殖に力を入れている。

[2005/11/17/22:37]


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