スーリン
2005.11.12
Web posted at: 19:17 JST
- CNN/AP
サンディエゴ――米カリフォルニア州サンディエゴ動物園で今年８月に生まれたメスの赤ちゃんパンダの名前が、生後１００日目の１０日、「蘇琳（スーリン）」に決まった。同動物園が同日、発表した。意味は、中国語で「小さくてとても可愛いもの」。
赤ちゃんパンダの名前は、中国の習慣により生後１００日目に決める。今年８月２日に赤ちゃんパンダが生まれたサンディエゴ動物園では、候補の名前５つを選んで、インターネット投票を実施。７万人を超える応募者の約４４％が選んだ「蘇琳」に決まった。
この名前は、１９３６年に米国へ初めて贈られたパンダと同じ。
候補に挙がっていたのは「蘇琳」のほか、「かわいくてチャーミングな『嬌美（ジャオメイ）』」、「優美でチャーミングな『嬌艶（ジャオヤン）』」、「貴重で価値のつけられない宝物『宝貝（バオベイ）』」、「偉大で重要、意義のある『中大（チョンタァ）』」だった。このうち、応募者の３５％が「宝貝」を選び、２番手に人気が高い名前だった。
サンディエゴ動物園でパンダが誕生するのは、蘇琳で３頭目。３歳になった時点で中国に返還される。１９９９年に生まれた華美（フアメイ）は、すでに中国へ帰国。２００３年に生まれた美生（メイシェン）は、現在もサンディエゴ動物園で飼育されている。
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