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先日の週末、近所のショッピングセンターで開催された「糖尿病セミナー」に参加した。
講師は、帝京大学教授の山内先生。
基本的な話から、疫学的な話まで幅広くお話いただいてとても勉強になった。
その中で、今までずっと疑問に思っていたことが解決した。
それは 、「これだけ、医療が進歩して、薬品や食事療法、運動療法が効果的であることが証明されているにもかかわらず、なぜ糖尿病患者の多くは合併症を併発して、寿命を縮めてしまうのか?」 というもの。
理由は以下のとおり、とても明白だった。
1)糖尿病患者のうちで病院で治療を受けている人は半分以下しかいない。 つまり、病気を放置して、合併症が重症化してから医者にかかるケースがかなり多い。
2)治療をしている患者のうちで、食事療法をしている人は20%しかいない。 また、運動療法をしている人はもっと少なくて2.3%しかいない。 それでは、多くの人は何に頼っているかといえば、健康食品とサプリメント(60%)。 効くかどうかも分からない健康食品やサプリメントに毎月6000円(年間7~10万円)をつぎ込んでいるのに、効果のはっきりしている食事療法や運動療法は面倒でできていない。 ・・・巷で流行るいろいろなダイエット方法に飛びつく心理と変わらない。 楽して効果を得たい...でも、それでは決して効果は出ない。
これでは、いくら医師ががんばっても、合併症で苦しむ人は減りようがない。
ますます増え続ける糖尿病患者を助ける手立てはないものか。
再生医療ですい臓機能を復活させるか、とんでもない特効薬が出ない限りは将来は明るくない。
わたしが取り組んでいる「 糖尿病ソックス 」の普及が苦しむ人達の1%でも救えるのならと思ってがんばるしかないのか。
無力感に圧倒された週末だった。
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