Patchi

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もう一度見たいTV



フジテレビの深夜枠は、まさにこの番組から始まったと記憶している。ソニーの一社提供で、浅田彰がホストを努めて深夜に放送された。ヴィリリオやインゴ・ギュンターが紹介されていたが、ラジカルTVが作ったエンドロールがカッコよかったのを覚えている。坂本教授の筑波万博の"TV WAR"と並ぶ傑作。この番組の内容を納めた「GS」は大切な蔵書。また見たい。

2. NHK特集「事故の博物館」

やはり浅田彰とヴィリリオがホストを努めた番組。CGもやはり元ラジカルTVの原田大三郎。ビデオに録画したが紛失。

3. フジテレビ「欧州旅篭通信簿」

ヨーロッパのプチホテルを毎週紹介した深夜番組。
部屋の広さ、電話の個数、お湯を部屋から頼んだ時の所要時間、持ってきたお湯の温度など、各項目でそれぞれのホテルを採点。

4. フジテレビ「クリティック」

今は亡き景山民夫がホストを務めた対談番組。ジャンルを決め、それぞれ毎月ひとりづつゲストを呼び対談。個人的には、安藤忠雄、中沢新一、橋本治、高橋悠治との対談が記憶に残っている。特にゲストとそれぞれ好きな本を5冊選び、交互に紹介し会うコーナーはとても好きで、自分でも毎年正月に知人と集まり、昨年読んだ本を5冊づつ持ち寄り品評し会うという会を行っていた。

5. フジテレビ「カノッサの屈辱」「TVブックメーカー」

同じ制作会社が作ったこの2本の番組、たいへん知的なバラエティー。
「カノッサ」はマーケティング分析の番組だが、中でも「デート資本主義」の回が秀悦。ビデオは昔レンタルビデオ屋にあったが、今もあるのだろうか?ちなみに書籍は「復刊ドットコム」より復刊された。
「ブックメーカー」は未来を予測する番組。「クリントン大統領がこの度来日し、飛行機を降りてくる時のネクタイの柄はなんでしょう?」や「来週の水戸黄門で由実かおるの入浴シーンは何分ごろにあるでしょう?」などを勝手に予測するもの。出演者もそうだが、ホストの前田武彦もなかなかいい味。
賭けの形式をとっていたので、当局の指導で止めさせられたと聞いたが、本当だろうか?

6.TBS「ポッパーズMTV」

昔、ビデオクリップが全盛だったころ、早くから「作家主義」で選曲していたほぼ唯一の番組。ゴドレー&クレーム、ラッセルマルカイ、ジュリアンテンプル、など、今はどうしているのだろうか?
個人的には、ジョナサンデミが監督したニューオーダーの「Perfect Kiss」がもう一度見たい。
しかし、ビデオクリップは映画監督や芸術家(ロバートロンゴ「Bizarre Love Triangle(ニューオーダー)」なんかと比べると、ファッション写真家の方がよい物を撮っていたと思う(Jean-Buptist-MondinoやAnton Corbjin「Dr. Mabuze(プロパガンダ)」「Red Guitar(デビットシルビアン)」など)。


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