幸せ探し

幸せ探し

2013年01月21日
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カテゴリ: 私のすきなこと


最初は 寿式三番叟 で、初春にはよく演じられる。能とかでもやられる松の舞台で、翁の静にたいして、後半の三番叟のにぎやかで躍動感のある舞台。手振り足ぶりが面白く、浄瑠璃もにぎやか、三味線も華やか。住大夫さんが復帰の舞台なのでそれも気になったところ。
私が思ったのは、コーラスでもそうだが声を大きく出すというのも、それは練習、修練が必要なのだが、小さい声で声を通すのは倍の技術がいる。そういう芸の力を感じさせる。
次が 義経千本桜の鮓屋の段 、平維盛とは知らずひたすら慕う鮓屋の娘お里。とにかく好きだという若い子の純情というべきか。ところが、ほんとは妻子もある身分の高い人で、助けられた義理で、情けをかけられるとはと悲しむ心情の落差が、かわいそうかと思ってしまう。その兄の権太は、悪もので通っているが、実は自分の妻子を身代りにして、維盛を助けてやろうという、表と裏のある役どころで、なかなか演技力が必要そう。
浄瑠璃のセリフと三味線の相の手が絶妙のバランス。
最後は渡辺の綱と 大江山 の鬼の話で、一条戻り橋で女に化けた鬼が出て。最初はそれと知らずに送ってやろうとするが、川に本性が映って、鬼と悟られてしまう。
しかし、そこは知らぬふり。送ってくれたお礼にと女が舞を舞うのが、すごくあでやかで美しい。そのあとで、おまえは妖魔であろうと、綱が詰問し鬼の正体を現すが、一瞬の人形遣いも人形も早変わり。雲の上で戦うシーン、鬼が雲にのって逃げていくシーンは宙乗りでダイナミック。





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最終更新日  2013年01月21日 23時34分49秒
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