ママのCity Hall日記

ママのCity Hall日記

2011.01.27
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テーマ: 英語で仕事(208)
カテゴリ: 私のお仕事
 私の職場では外勤のスタッフにはユニフォームがあります。
 カナダの会社ではよくあることですが、私たちもユニフォームのクリーニング代は個人負担ではなく、各自指定のクリーニング店に持ち込み、代金はツケ。後にお店からまとめて請求が来て一括で支払いするようになっています。

 契約しているクリーニング店はオフィスが現在地に移転したときから約20年同じ店だったのですが、昨春、オーナー夫妻がリタイアするためにビジネスを売却、新オーナーがまったく同じ料金体制で契約を引き継いでいました。

 新オーナーになってから請求書が回ってくるのは遅いし、クリーニング自体にも問題があったりとトラブル続きで、「どこか他のクリーニング店と契約することはできないか?」とユニフォーム担当の上司がリサーチを始めたところでした。

 前オーナーから新オーナーにビジネスが引き継がれるとき、「私どもは引退しますが、新しいオーナーはこれこれで、かくかくしかじか...」というレターがまず届き、引継ぎの期間中は前オーナーも店に出勤してという具合で数ヶ月かかって引継ぎがおこなわれたのですが、今回、寝耳に水の知らせを受けました。
 2月1日付けで閉店します…だってさ。倒産ではなく、引越しです。

 1週間もないんですけど。
 新しいオーナーは契約書を交わしているという責任や義理を感じるには新しすぎます。契約って何かわかっていないのかもしれません。

 ビジネスがうまくいかなくて採算が採れないということらしいです。

 自業自得。
 このオーナーは、俄かクリーニング屋で肝心のクリーニングができないのです。

 持ち込んだユニフォームの汚れが取れないどころじゃなくて、持ち込んだときにはなかった染みがクリーニング後に浮き出てきてユニフォームをゴミにしてしまったりします。
 店側の言い訳はあります。
 デオドラント剤が化学反応を起こしたのじゃないかって。でも、同じスタッフがいつもと同じように着て、いつもと同じようにクリーニングに出して、これまで20年間そういう問題はなかったのです。

 ユニフォームはもちろん同じ形ですので、名前を取り違えたり、名札を失くしてしまって誰のものだかわからなくなってしまったり、もう滅茶苦茶なのです。

 ユニフォーム担当上司も新しい店の当たりをつけ、このクリーニング店との契約書に違反していなければ、新しい店とも契約を取り付けるような案は出ていましたが、まさか1週間のノーティスで契約破棄されるとは予想外でした。

 私たちが他のクリーニング屋を探したように、個人のお客さんも同じ事をしたでしょう。私たちは契約に縛られていましたが、個人のお客さんはもうとっくに別の店に持ち込むようになっているはずです。
 当のオーナーは、自分の不運を嘆いているだけで何が原因なのかまったくわかっていないし、わかろうともしないでしょうけれど。

 前オーナーの奥さん、キャシーは韓国系カナダ人で善良そのものの人でした。「一昔前のアジア系の移民は、口数は少ないけれど礼儀正しくて黙々と働いた」とよく言われますが、まさにその通りの昔の勤勉なアジア人でした。
 キャシーは名前を記憶する能力が優れていて、私が何年かぶりに店に行っても私の名前も、私が誰かも、私の夫(同僚なので)が誰なのかも覚えていました。私だけでなく誰のことも一度見知ったら決して忘れない人でした。


 DDももうオフィスにいず、キャシーの思い出をとどめた店も無くなっていきます。




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最終更新日  2011.09.29 19:37:18
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