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2019.01.19
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テーマ: CDレビュー(6)
カテゴリ: CDレヴュー
遅くなりましたが、

あけましておめでとうございます。

今年はもっと記事を頻繁に書ければと思います。

さて2018年が終わりましたが、個人的に毎年楽しみにしていることがあります。

それは、​

​2018年の良かったアルバムTOP10​​!

​​

2018年は実にEDMが流行りましたね。
だけどそれ以外にも日にうまく当たらずとも素晴らしいアルバムは沢山出ていました。
これを期に良かったら聴いて頂けたら嬉しいです。

※TOP10ではありますが順位付けすることはありません。
それでは、順に当たっていきます。



​Jose James/ Lean On Me​



Jose Jamesは振れ幅が激しい。
「The Dreamer」「No Beginning No End」とプリミティブなアルバムが来て、前作「Love In A Time Of Madness」という少しイギリス感のある陰気な音色を使ったアルバムが来た。

そして、そこからのまたプリミティブなアルバム。
個人の見解としては、前作「Love In A Time Of Madness」はEDM全盛期の中で挑戦的なアルバムにしたかったが故に不発弾の様なアルバムになってしまったのではないかと思います。
実際内容としては新しくはあるものの付いて行くには難しいアルバムでしたね。


「No Beginning No End」で得た彼のサウンドは時期のせいもありD'angeloとどうしても比較されがちでした。
そこから彼は彼らしさのサウンドを追求し始めた様にも思えます。

​今作の良さと言えばドラム。
近年ドラマーがフューチャーされているシーンがよくあるのですが、今作も聴いて頂くと「ここまでドラマーに自由にさせているのかっ」と感じることが多いです。
ハイハットの刻みだけに意識を集中するだけでも面白い発見があるかもしれないですね。

アルバム全体として落ち着いていてグルーヴィーかつそこまで高揚感をもたせすぎず安心して聴けるアルバム、非常によくまとまったアルバムです。
特に「Lovely Day」のカバーは嬉しいです。






​Raul Midon/If You Really Want​




盲目のギターリストのニューアルバムですね。
今作はMetropole Orkestとのコラボにより 初期の「State Of Mind」の様な彼にしか出せないアコギの良さ が再び別の形で出てきてとても嬉しいアルバムです。
Raul Midonのアルバムは基本的に安定していて、時たま「そんなことしちゃうんだ」という攻撃的な曲が出てくるくらいでほとんどが良くも悪くも安心して聴けます。
前作「Bad Ass and Blind」もかなり良作でしたので、機会があれば是非。
(ジャケットには驚かされましたが、、、飛んじゃうんだもの。)
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アルバム通して美しいサウンドに包まれています。
数々の生の楽器に混じって彼の歌声がストーリーを語ってくれます。​
​本当に美しい。​

私が一番好きな曲は「All Love is Blind」です。
すべての楽器が寄り添い合う感覚がとても鳥肌ものでとても好感を持っています。




​iri/Juice​


​​
邦楽も入ってきますよ。
まだそんなに有名ではないのではないでしょうか?
非常に曲の作り方や音色の作り方が上手い、という印象から始まりました。
今作は各曲プロデューサーが違っていますが、アルバムの統一感も素晴らしい。
聴けば聴くほどいろんな発見があるアルバムこそ至上のアルバムであると私は考えていますが、2018年の中で邦楽で一番聴いたアルバムはこのアルバムだと思います。

先ほど作曲に関しての話もしましたが、そもそもシンガーとして メロディーに対するラップ調混じりのリズムの取り方が非常に上手い 。うま過ぎるっ。
そしてアルバム通してベースが非常に良いのですが、どなたなんでしょう?(検索しても出ず。)

調べてみると、ZAZEN BOYZも好きな様でして、向井秀徳さんの様な作詞のセンスも感じられます。


ところでEDMってどこをどう取ったらEDMなのでしょうか?
このアルバムはEDMなのでしょうか?
だとしたら日本のEDMのトップアルバムかと思います。

アルバムすべてがいいのですが、一曲好きな曲を上げるとするなら
「Watashi」
ですね。
打ち込みのハイハットがすごく気持ちよく刻んでいます。

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​Percels/Parcels​

​​
​​​
こちらもまだそこまで有名ではないのではないでしょうか?
Daftpunkがプロデュース した「Overnight」という曲で一時期前に出てきたイメージがあります。

近年オーストラリアの音楽が熱いのですが、こちらもオーストラリアのバンドです。
歯切れの良いギターにリズム、美しいコーラスハーモニー、素朴なシンセサウンド、それがこのPercelsの良さだと思います。
今作、もちろん良いのですがまだまだ色付けがそこまで上手くないのが少し残念です。
しかし年齢も20代前半みたいなので まだ知らない人も今作から注目しても良いかと 、という意味でもランクインしました。

強いて一曲上げるなら「Iknowhowfeel」が彼ららしいサウンドが全面に聴けるかと思います。

​​


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​Eminem/Kamikaze​

​​
「Rap God」である彼がまた降臨してきました。いや、特攻してきました。
もはや記事にしなくても良いレベルですが、やはり注目していきたいです。
今作注目の的であった「Venom」。映画ヴェノムとの絡みで街中でも流れる機会が多くなったかと思います。
この曲にも言えますが、言わずもがな異常な神ラップに中毒性の高いメロ。

トラックの作成もおどろおどろしさが維持されていて、この おどろしい雰囲気を作るトラック にも興味を持つとよりアルバムを楽しめます。
あぁ、このEMINEMを止められるラッパーは他にいるのでしょうか。。

ずっと凄まじい興奮をもらえますが、強いて一曲出すとするなら「Not Alike」です。
どういうことやねん。。となりますね。

まぁ、ずっとどういうことやねんですが。



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​Perfume/Future Pop​




急にPOPがきましたね。えぇ、Perfumeです。
今作だけではないのですが、音の作りが異常に良いので見事にランクインです。
音楽としても素晴らしいのですが、 音響効果としての観点で聴いてもかなり興味深い内容 となっています。
一つの短編映画を何本も見ている感覚になる程臨場感のあるサウンドはどの様に工夫がされているんでしょう?
ファンに怒られるかもしれませんがPerfumeの良さはほとんどトラックのダンスの良さにあると思います。
決してハーモニーが綺麗だったりするわけではなく、個々のサウンドの作り込み要素が曲を強くしている様に思います。
んー、聴けば聴くほど不思議ですね、音数が決して多くないし特殊なリズムでもないし特殊な音色でもない。
原音とリバーブを作り分けて奥深い空間を作っているのでしょうか。
考えれば考えるほど、、といった感じですね。

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​yahyel/Human​



こちらも 音響効果的な観点で見てもかなり興味深いアルバム だったのでランクインです。
先ほどのiriのアルバムでもプロデュースしていました。
全然POPじゃないのでPerfumeとはまた全然違う観点で聴けます。
イメージ的には一つ軸となるリズムがあってそのほかの音色は割と自由に展開していくことによって曲にこの様な雰囲気が出ています。
各々の音色も一つ一つが無機質で、すごく冷たい集合体がその世界に連れていってくれます。

これこそまさにアルバムが作品ですね。一曲出すのは難しいです。

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​Vulfpeck/Hill Climber​


​​
いつも上質な音楽を届けてくれる我らがVulfpeck。
注目したいのはこのベースの音。これこそプレシジョンベース。
これだけブリブリ出てても邪魔にならない、これが 本来の曲の中にあるベースの存在位置 だと私は思っています。
これが全然ダメで、ほとんどベースの美味しい旨味をなくしてミックスするどこぞのバンドの皆さんはこれを目標にして欲しいところです。(ジャンルもありますが。)

話は戻りますが、このアルバムはVulfpeckの中で結構おとなしいアルバムで、そもそもファンクバンドを名乗っているのでキレキレなファンキーなグルーヴサウンドが多いのですが今作の美しさたるや。
目を閉じてヘッドホン、もしくはスピーカーで聴くとまるで 目の前で演奏してくれている かの様な「生」の音が聴こえてきます。

今注目すべき最高のバンドです。

詳しく知りたい人はまとめサイトでぜひご覧ください。↓
https://matome.naver.jp/odai/2147766386520937401

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​KIRINJI​/愛をあるだけ、すべて​

​​

​​​​
以前早くこのアルバムを記事にしたいと書きましたが、ここでようやく触れられる時がきました。
これまでこのKIRINJIというバンドらしさは少しあやふやであったものの、曲や演奏のスキルが良かったからこそ安心して聴いて入られましたが、今作で このバンドでSo Farなアルバム が完成したのではないでしょうか。

EDMが終わりを告げたのは生楽器との共存を絶やしてしまったから だと私は考えています。
KIRINJIの今作がそれをいい意味で物語っていて、今作は電子楽器と生楽器の共存をこれ以上ないのではないかと思うくらい上手くできています。
人力でここまでタイトでかつバンドサウンドで近代音楽を感じさせて踊れる曲をできるのは当然各々のスキルがすごいのもありますね。
それに「AIの逃避行」の様にラッパーのCharisma.comとのコラボによってリズムの彩がガラッと変わっていますね。
何よりもペダルスチールギターとスチールパンが有機質な楽器で浮遊感のあるサウンドをシンセサウンドの中に混ぜること自体が凄く良いと思いました。

作詞もいいですね。
インタヴューで語っていましたが、非ゼロ和ゲームだったりsiriだったり 新しいワードは先に使ったもの勝ち だと語っていましたが、これも現代的な音楽にする一つの鍵になっていいると思います。

間違いなく今作は2018年の邦楽ランクトップであるべきアルバムだと思います。

次回作がますます待ち遠しくなるアルバムですね。

​​​
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​乃木坂46/帰り道は遠回りしたくなる​



​​​​
ここまで見ていただいた方ならおそらく「なんで?」となっている人の方が多いかと思います。
そもそもこれがアルバムなのかシングルなのかEPなのか私はよく理解していませんが、これがなかなか良かったので今回ランクインしました。

まぁ売上で見ると入るよねぇ。 ​なんて。​

ではなく、注目したいのはここ最近の曲のクオリティーに密かに注目していたのでそこに触れていきたいです。
昔の曲もいっぱい聴きましたが、最新の今作と比べると曲作りのレベルが明らかにわかります。
それもそう。これだけ売れたしいっぱいいるアイドルの中でいい曲を出していかなければならないわけですから。
それに今回は 「西野七瀬」さんの卒業曲 となっているのでより一層力は入っているでしょう。
乃木坂の共通ワードとして「ピアノ」「ストリングス」があり続けていると思います。
そことそこまで難しくなくて覚えられる歌をどう絡めていくかが鍵ですよね。
今作は特に新しさもなくて、むしろサウンドも古いものが多いですが アイドル特有の大量のキメがあったりしない のでゆったり聴ける作品だと感じました。
また、一人の少女の気持ちを描いた曲が多くそういったテーマで聴くとまた面白さが見えてきます。
​​​​
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番外編


Jeremy blake/So Far,So Good EP

https://soundvision.bandcamp.com/album/so-far-so-good-ep
​​
こちらは2018年ではなく2017年でしたが、見落としてしまった名盤という部門で紹介したいと思います。
このEPは OP-1というシンセサイザーだけで作られている のですが、めちゃくちゃ音がいいんです。
ラジオからサンプリングすることもできる様で、それもまたこのシンセサイザーの面白さもあり、この音楽の面白さでもありますね。
シンセなのに暖かい。
ぜひ、一度聴いてみてください。

これ、欲しい。。





さて、どうでしたでしょうか?

私的にはみんなでそれぞれやってもらえたらすごく嬉しい習慣なのですが。
良かったらご覧になった方もやってみてはどうでしょうか? ​​ ​​ ​​ ​​ ​​ ​​ ​​





いい音楽はいい環境で。
ということで、今回私が使用しているスピーカーを紹介します。

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全ての音がフラットに聞こえるスピーカーです。
イヤホンで聞こえない部分が聞こえてくるので、 ​新しい世界がまだあなたにもありますよ?


​それではまた!!​​





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Last updated  2019.01.22 19:54:11
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