或る日の“ことのは”2

或る日の“ことのは”2

2017.08.25
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お久しぶりです。
残暑が酷暑のまま、夏が過ぎていこうとしています。

相変わらず、の毎日です。
老いた両親との付き合いが少し変わりました。

私自身が変わらなければ、いずれ破綻すると思ったのですが、
これまでもじっと我慢して来たのに、
これ以上何を我慢するのかという内なる感情との鬩ぎ合いで、
胃痛が増えるばかり。

そんな時、実家で肉じゃがを作ろうとして鍋を焦がしまして。

ヘルパーさんを呼び入れるのは嫌らしい。)
言い訳をすれば、そんなに真っ黒に焦げ付いた訳でなく、
炒めた牛肉が一部、鍋底に張り付いた、と言うものだったのですが、
父は至極立腹し、もう要らぬことはするな、と宣いました。
私は綺麗に鍋の焦げを落とし、証拠隠滅して帰るべきだった。
・・・ですが、家事を父に任せきりにしたら、またぞろ爆発するのが目に見えています。

仕方ないので、焦げの発生しない、茹でる、煮る、などの作業で、一品作るようにしています。

そんな父母が妹のところに赴きまして、
父が例によって、私が鍋を焦がしたことを愚痴り出しました。
母が、「○○(私の名)に○○して貰って助かったわ」、等と言うと、
普段助かった、などと賛美して貰えない父は面白くないのです。


結局、誰かに自分を褒めて認めて貰いたいという願望が滲み出ているのであって。
何かをした時、自分がこれだけの事をしたのに、誰も評価してくれない、
などという意識を捨てろ、と幼少より説き聞かされてきた本人より受けるこの仕打ち。

そうしましたら、
その場にいた五歳の姪が、何故か突然めちゃくちゃ怒り出したそうで。

と、怒りながら父(姪にとっては祖父)の腹をグーで叩き続けたらしい。
聞いても分かるまいと思っていた父は面食らって、何も言えず、何も出来なかったとか。

そう締めくくった妹が、
「お姉ちゃんの仇は見事取ったよ!」と、言うのをぼんやり聞いていました。

私にはもう、父に抗う気力がない。
父を怖がらない五歳の娘に負けるのだ。

・・・そう、過日友人にぼやきましたら、

「ブフオッ!!」
・・・何故か友人がいきなり噴出しました。

「あ、あかん、想像しただけでいくらでも噴き出すわ。
むっちゃ見たいやん!五歳の女の子がおじいちゃんに食って掛かるとこ!」

「・・・そ、そう?」
斜め上の反応に、正直戸惑ったのですが、
・・・直ぐ、彼女なりに元気づけようとしてくれてるんだと悟りました。



・・・

吹き出す程面白い事とまでは思わなかったけど、

まぁ、笑っちゃえれば世は事もなし、なのかな、なんて思ったりして。


・・・そう、
・・・
・・・たかが鍋を焦がした話、・・・ですもん。


http://nico.ms/sm31751496





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最終更新日  2017.08.25 17:02:35
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Re:怒りと笑い(08/25)  
amigo0025  さん
いや~素晴らしい姪っ子ちゃんですね^^
ペペるさんが表立って怒るよりお父様反省したのではないかしら(笑)
姪っ子を可愛がっておいた甲斐がありましたね(^_-)-☆
でも年寄りは頑固になるばかりでこれはもう治らないと覚悟した方が良いですよね!
でも、そんな姿を見ていても明日は我が身かと思えば、仕方がないと思いますよ^^
だんだん悟りを開いた気分になりますよ(笑)
(2017.08.25 20:53:21)

Re:怒りと笑い(08/25)  
eru#  さん
なんだか思い出しました。


お父様と姪っ子ちゃんのようなこと
eruの祖父と、ありました。。。

うちの場合、母がつらい思いをしてたので
それもまたエグイ内容なんですが・・・(汗)


元旦になるとやってました。
eru VS 祖父。
一緒に暮らしてるのになぜか元旦に爆発するんです。

でも、eruが高学年くらいのときだったので
姪っ子ちゃん、幼いのに。
大人の話を聞いて自分なりに咀嚼して
行動したんですね。

小さな身体なのに正義感があふれてて
泣けてきますね。

そのまっすぐさが頼もしい。

抱きしめたいです。

ぺぺるさん、ご実家行くときの道中気をつけてね。
お仕事の合間に行かれて
お休みもないでしょうに。

立派です!
身体だいじにね☆ (2017.08.25 21:39:06)

amigo0025さんへ  
ぺぺる さん
amigo0025さんへ
ありがとうございます!
父は反省と言うより、姪に嫌われ、しょげております(笑)
母がいらないことを言うからだ、などと悪態をつきながら(笑)。
確かに、頑固になりますね。若いころから衝突を回避することのみを考えて立ち回って来ましたが、おかげで自分のすることに疑問を持たなくなってしまった。
私が不満を飲み込まず、もっと大喧嘩を繰り返すべきだったのかと思うと、時間を戻したって無理ですが^^;
大いなる反面教師ですが、自分もその後を行くのかと思うと、忸怩たる思いです・・・。
悟りかあ・・・いっぱい寺を回ってきましたが、それだけではなかなか悟れないですね^^;難しいなぁ。 (2017.10.10 09:27:36)

eru#さんへ  
ぺぺる さん
eru#さんへ
ありがとうございます!
外からは仲良く見えるどこのご家族でも、確執はあるものですね。
私の親類の中に、犬猿の仲と言える女性が二人おりました。
祖父の葬儀の時には泣きながらの大喧嘩をやらかし、当時たった8才だった私も、そんな姿はよく覚えています。
子供である従姉(小学四年生)が、「おかあさんが、ごめんなさい」と、周囲に謝って回っていた姿が忘れられません。さぞ心を痛めたのでしょう。
ケースは違うけれど、幼いエルさんもとても心を痛めていたのだとうかがえます。
子供は大人より感受性が強い上、繊細なのですもん。 
その目の前では大人は手本とならなければならないのに。

得てして、子供の方が大人をシビアに見る目を持っているのだと。
「厭」なものはイヤ、「嫌い」なものは嫌いと言えるのだと思いました。
後日、母が「あのはっきりモノ言う性格は何とかしなきゃね」などと申しておりましたので、
「いずれ社会で、厭でも言いたいことが言えなくなるのだから、子供の頃は自由にするべき。むしろ嫌なものをイヤもんと言って何が悪い」と言いましたら、黙ってしまいました。
後日、「おじいちゃんはアタシのこと好きだっていうけど、アタシはおじいちゃんの事嫌いなの」と言っちゃったらしいです(苦笑)。
私的には心の内で快哉を叫んだのですが、
・・・フォローしてやらんとなぁ・・・^^;

立派なことなんてありませんですヨ^^;
こうして吐き出させてもらわないと、全く心の均衡がとれないんです;;

・・・歳をとるってヤダ(笑)。 (2017.10.10 09:55:17)

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