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Dec 26, 2006
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カテゴリ: 病院でのできごと
こんばんは。


今から一月ほど前、生後半年の子猫が、ご飯を食べてる最中に急にぐったりしてしまったとの事で来院されました。
その子は、ママ猫と兄弟達と共に、ある経緯から今の飼い主さんに保護された元野良さんでした。
初診を受けた同僚の記載ではどうやら全身性の不全麻痺のようでしたが、検査の結果、FIPウィルス性髄膜脳炎らしいという事が判りました。
というのも、FIPの抗体価が25600倍と非常に高い以外に、その他の麻痺を伴う疾患がほぼ全て否定されたため、暫定的に診断をした次第です。
そのまま入院して、内科的に麻痺の改善を図りつつ点滴中心に治療していったところ、どうやら麻痺症状も治まってくれました。
約2週間ほどの治療で、軽い麻痺症状は残るもののごはんも良く食べて、ウンチもおしっこも問題なく、日常生活も十分と判断したところで退院となりました。
今後は、すでに発症してしまったらしきFIPに対する抵抗力を養う事を主眼にした治療となります。

まだ子猫である事や、髄膜脳炎という重篤な状態から回復できた事から、もしかしたら不顕性化するかも知れないという、幾許かの期待も持っていますが、軽口を叩いて飼い主さんをぬか喜びさせてはいけないと思い、年明け早々にFIPの再検査をするとだけお話してあります。

問題はこの子のママ猫と兄弟達、そして、この子達を保護する前からいた先住猫さんに感染していないかどうか・・
検査したところ、なかなかに捕まらないという2頭の兄弟を除いて、先住猫さんもママ猫さんもとても高い抗体価である事が判明しました。
状況から判断するに、恐らくはこの、ママ猫さんが元々のキャリアーだろうと推察できますが、
先住猫さんに関しては最も抗体価が高く、51200倍というとんでもない数字が弾き出されてしまいました。
未だ症状がないため、恐らくは今、彼の体の中ではウィルスとの熾烈なせめぎあいが繰り広げられているのでしょう。
どうにかウィルスを押さえ込んで不顕性化してくれるよう、この子達にも同様の代替療法を取り入れてもらってます。
それにしても、善意から野良猫を保護したのに、元々飼っていた猫までが不治の病にかかってしまうなんて。
なんという皮肉でしょう。

せめてみんな、発病せずに済んで欲しいものです。





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Last updated  Dec 27, 2006 12:36:42 AM
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