『オーストラリア』 から 『さいたま』 へ

『オーストラリア』 から 『さいたま』 へ

PR

×

プロフィール

さいたま日豪協会

さいたま日豪協会

バックナンバー

2026年08月
2026年07月
2026年06月
2026年05月
2026年04月
2026年03月
2026年02月
2026年01月
2025年12月
2025年11月

カレンダー

2010年11月20日
XML




この度の公開授業は、私が子供の頃の授業参観に当たるのでしょうが、こちらの公開授業の場合、私のような地域住民でも見学は可能で、更に自由に校内を見て回れるので、子供のいない私が今時の学校教育を知る上では、大変有難い限りでした。

見学していると、やはりオーストラリアでの学校訪問を思い出します。私の場合、総領事館の職員として日本文化等を紹介する、いわば「プレゼンター」として学校を訪問していたので、オーストラリアの学校でおこなわれる普通の授業ではありません。しかし、学校の雰囲気や、児童生徒そして教員の様子はなんとなく伝わりました。

私の中で、特に印象に残っているのが、イスラミック・スクールつまりイスラム教学校への訪問です。同校はその名の通り、イスラム教の教えに沿った教育を施しており、男女別学、お祈りの時間有など、日豪両国の学校とも異なり、第三国へ行った感じさえしました。

同校の児童生徒のうち、私は15歳位の女子クラスを訪問したのですが、授業の前に教員より「近い将来何、をしたいのか?と言った事を聞かないで欲しい」との注意を受けました。なぜなら、クラスの半数以上が難民として一時的にオーストラリアに滞在しており、状況次第では、翌年にも強制的に本国へ送還されるかもしれない為だと聞きました。

出会った少女達は、オーストラリアの女の子比べ、あまり前に出ようとはせず、どちらかといえば昔の日本人女性のイメージだと思います。男尊女卑の結果という意味ではなく、欧米人と違い、イスラム教の女性には「奥ゆかしさ」が備わっている為かもしれません。とは言え、児童生徒はやはり日本やオーストラリア同様に、休み時間は校庭を走ったり、ふざけ合ったりしていました。やはり子供は子供です。ただ、理不尽な現実に振り回されている事も事実ですが…。

同校訪問で更に気がついた事は、スクールバスにかつて「イスラミック・スクール」とステッカーが貼ってあったのですが、心無い人達からの嫌がらせの標的にされ、児童生徒保護の観点より、校名ステッカーを剥がしたそうです。この事も私や同僚の心を痛めました。

多文化共生という言葉も聞かれますが、多文化先進国オーストラリアでさえ、まだまだ真の多文化共生には課題が多いようです。日本はどうなんだろうと考えました。

皆さまはどう思われますか?

ご意見・感想はこちらより承ります






お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2010年11月20日 22時15分46秒
コメントを書く
[『さいたま豪日協会』『海外組フォーラム』] カテゴリの最新記事


■コメント

お名前
タイトル
メッセージ
画像認証
上の画像で表示されている数字を入力して下さい。


利用規約 に同意してコメントを
※コメントに関するよくある質問は、 こちら をご確認ください。


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
Design a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: