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明日・・・王子は中学を卒業する。
6年間あった小学校生活は長く感じたが、先輩達の助言通り中学3年間は あっ ・・と言う間
濃密で激しくてしんどいが、ひよこがジタバタしながら産まれてくるように、王子も可愛いかった卵からもがきながら何か出てきた。
自己の確立・・・とでもいうのだろうか。自分がどんな性格でどんな癖や弱点があるか、危機に面した時の自分の対応の仕方、失敗したり成功して自信をつけたり・・。
のんびりとした小学校時代からテストでいきなり順位をつけられ、算数が数学になり英語が始まり部活も始まり時間がない。おっとり、生真面目で自尊心のある彼はプレッシャーでパニックになったに違いない。
反抗期の始まりだった。
もがき苦しみながら、母親である私にすべての本音をぶつける。
親としての愛情を無意識に試されているかのようだった。
剛を柔で制す
北斗の拳でそういっていた。実際、強いばねを無理やり押し付けると帰りの反動が大きい。もしくは折れて壊れてしまう。
親は子供に安心感をあたえ、時に厳しく時にもっと厳しく、時にキレル・・だって、お母さんだって人間だもの。まあ、うまくかわしながら今どうする事が最善か話す。
親の心・・子知らず。
でも、子供の心・・親解る。
自分も子供だったから。私も厳しいというか・・過干渉の親に反感をもった時期があった。
養っているうちは親の言うことを聞け!
家の親の常套句だった。早く家を出たかった・・。自立したかった。だから、王子にはなるべく自分で決断させてきた。それも幼い彼にはプレッシャーだったのかも知れない。
ただ、自分のやってきたことはすべて自分に返ってくる・・・ならば、人に指示されるのではなく自分で招いた結果であれば、いいことは絶対なる自信に・・悪いことは反省につながると信じてガラスの十代を共に歩いてきた。
山あり谷あり・・お花畑もあり・・ 涙 も 血 も出た3年間でした。
クッキーがいてくれて本当に良かった。

か・・ かわいー
今はエルザも加わって、階段でこけたりキャットタワーの登り方がドンくさかったり・・にゃーにゃー言ってうるさかったり・・またまた家族が賑やかで楽しい。

あはは・・ 食べてもいい? この尻尾。

色々辛いこともあったが乗り越えて振り返れば・・おお・・こんなに登ってきたのか。って気持ちになる。成長してしっかりしてきたよ、王子。
卒業式といえば、私達の頃は斉藤由紀か尾崎豊・・の歌が流行っていた。
制服の~胸のボタンを~第二ボタンをもらうのが流行っていた。
私もこっそりもらったな。今もしまってある青春の淡い思い出。
そのボタンの主と結婚し、その子供が明日同じ中学を卒業するのだ。なんて感慨深いんだ。
お母さん泣いちゃうかも。
少し泣いてもいいよね?