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5時前に起きて、弁当・お茶・朝食の支度、ワンニャンのお世話・・ゴミ捨てとこなし、主役の王子をいつもより早めに起こす・・頭が回らないと大変だ。
「さぁさぁ、起きなさいよ~」
努めて爽やかに・・ライトな感じで起こす。
「ん・・・ お゛ばよ゛ー 」
「ななななな 何っ!? その声・・・ガラゴロじゃない?」
「の゛どがい゛だい゛・・」
見ると喉が真っ赤。膿は付いていない。熱もなし。
モッフワーズも雰囲気を察してか運動会もなく、静かにしていた。


今日を乗り切れ・・・。受付時間開始の1時間前には出発。
意外と早く着いたので、近くの図書館の駐車場で待機する。他にも親子で車に乗っている人がいた。きっと受験生だ。
知らない顔ばかり・・・。早く誰か同級生、来ないかな。やがて同級生がやってきて、車の中で談笑。やだね、やばいよ・・言い合いながら落ち着く。
さて、まだ早いけど行っておいで・・と送り出す。同級生の男の子が「受験票と筆箱があれば何とかなるよね?」とすがるような目で私に聞いてきた。彼の手には大きなお弁当もあった。
「そう。大丈夫。それだけあれば、試験は出来る。弁当忘れても死なないよ。」
彼は笑顔になって、かばんをしめた。みんな、行って来い!後はやれることを精一杯やるだけだ・・・。
はら? なんか・・スッキリしない。弁当?筆箱・・受験票・・・ん?
謎はすぐに解けた。
王子から死にそうな声で電話がきた。公衆電話だ。さがしてかけてきたのだ。
「上履き忘れた・・・・時間大丈夫かな?」
死にそうである。早く行っといて良かった。玄関にきちんと用意してあったのに、緊張に気をとられ忘れてしまったらしい。私も、すっかりリュックに入れたんだと思っていた。
しかし、後から考えれば綺麗好きな王子が、靴と弁当を一緒に詰めるわけがなかった。
大急ぎでとりに戻り、道路で首を長くして青白い顔で待っていた王子に靴を渡す。まだ、受付20分前だった・・。
なんでも早めに行動したほうがいいね。あぁ・・びっくりした。
家にいても全く落ち着かず・・・なんにも手がつかない。
妻の出産を待つ夫の心境って、こんなかな・・クッキーのエルザも寝てばかりいた。
親孝行だね。ありがとね。
あぁ・・お腹が緩い。普段便秘がちな私が・・・ ん? 緊張しているのか、私も。
王子を叱咤激励しながら、ビビリは私だ。あはは・・ごめんごめん。
こうして知らず知らずのうちに似てしまう事ってあるね。王子が神経質なのも、ちょっとノロイのもちょっとサザエなのも私のせいかもしれない。
思い起こせば家の母は、超のろい。いつも、バス停までお母さんと走って行った覚えがある。田舎なので一本バスをのがすと次のバスは45分後・・とか1時間後・・とか、恐ろしいことになる。だけど、母はいつもギリギリな人だった。車はまだ、一家に一台で母親の免許保有率も低かった昔・・よくバスで移動したというのに・・。
そういえば、殿によくノロマと怒られる。子供の時は夏休みの宿題は24時間テレビで焦りだし、サザエさんの頃には青ざめていたっけ。給食も食べれなくて昼休みに4人くらいで食べたこともあったわ。昔は絶対残してはいけなかった。温い牛乳が嫌だったな。
まあ、そんな私も厳しい社会人生活でビシバシ先輩に鍛えられ、殿にも鍛えられ、子供が生まれたら食事時間は犬なみに早くなった。
荒波に揉まれたのね・・私。少しはしっかりしたかもね・・。
なんて思いをはせながら・・子供にどうこう言う前に自分の背中も振り返ろうと反省した。
子供はしっかりと見ている。親の生き方、考え方を・・。怖い怖い。
逆に、親が反面教師ってのもあるから、駄目なところはああはなりたくないと・・粉骨砕身がんばって、 親 という生き物よりよりよく成長してくださいな。
生物はよりよい遺伝子を残そうとDNAレベルで惹かれあう。より健康に、より賢く・・
あ・・退化もあるじゃん。
まあ、自分で進化して下さい・・。
しかし昨日の二人は本当に大人しかった。何か感じていたのかな。

ありがとね。もうすこし、頼りになるしっかり母さんになります。

しかし、昨日の 一番の被害者 は親方様でした。
燃え尽きた私は・・爆睡。パパが夜帰ってきても全く気づかず・・・
パパ、私達の残りを少しと・・カップめんを食べたそうな。(T T)
ごめんなさい、ごめんなさい、ごめんなさい。
今日は謝恩会だけど決して酔って床で野垂れ死にしません!!
だって・・・明日は、合格発表だから、ね。