クッチーより愛をこめて

クッチーより愛をこめて

2008年03月07日
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カテゴリ: ちりとてちん
子供を叩いたことはありません。といいたいところですが、
うちはそんなにできのいい親ではないので、
怒りに任せてガツンとやってしまったことがあります。
コタロウの勉強を見ている時、ここは違う、もっと字を丁寧に書け、と
教えているうちにヒートアップ。
コタロウはうるさく言われるのがいやになり、やる気がまったくなしなしに。
なぜか学校で起こった嫌なことを一緒に思い出して文句はたれるはわんわん泣き喚きだすは・・・。
まったく人のいうことなど耳に入らず、という一種のパニック状態になってしまいました。
泣き声にイライラをおさえきれず、うちはついに
「人の話を聞け~っ!」バシッ
すごく反省です・・・子の身を真剣に案じての平手打ちならまだしも、
ただイライラして叩いただけでは、何の効果もなく、何の解決にもなりませんでした。
あとでごめんねごめんねと心の中で自己嫌悪・・・。 
しかし身内に勉強を教えると、どうしてあんなに感情的になってしまうんでしょう~。
どうしてこんなのがわからないの?とどうして思ってしまうんでしょう~。 
心配性すぎるのかな。
この頃は絶対怒ってはいけないと肝に銘じ、へたれな漢字書き取りを見ても、
計算間違いを見つけても、極力イライラしないようにしていますが・・・
それでもきゅうきゅうしゃをきょうきょうしゃと書いてしまうコタロウに
「ちゃうやんけワレ~!T▽T」と声をあげてしまうクッチーです・・・ 
  今日のちりとてちん。
「落語は一人でやるもんとちがう。みんなに支えられてやるもんや」(喜代美)

おかみさんとして
「せっかく磯村さんがお前のために機会作ってくれはったんやろが」(草々)
「落研出身はウソです。家で鉄砲勇助ばっかりやってたひとり落ち研なんです」(勇助)
自分は実は全く落語の経験がないと告白する勇助。
喜代美は大失敗した自分の初高座の時を語り、一緒にがんばろうと励ます。
しかし奈津子はその勇助の告白こそアヤシイ、と喜代美に忠告する。

勇助といい関係が築けてきた、と信じる喜代美は、大丈夫だと請け負ってしまうのだが・・・
勇助君の告白時、脇で小草若ちゃんが自分の言ったとおりと得意満面、 「うっしゃあ、ざるうどん!」
四草さんが 「賭けてませんよ」 。そのやりとりがオモシロかったですが・・・

「あたしは、おかみさんなんやで。」(喜代美)
喜代美ちゃん、おかみさんとしてがんばりすぎて、自分の世界に浸ってしまっているよ~。
ほんとに酔っているよ~。もともと自分の事で手一杯で周囲の人々の思いに
ずっと気づけなかった子が、おかみさんになったからといって急に気配り上手になったり、
突然人の心を見抜けるようになれるわけがなく。
これだけしてあげてるのだから、相手もきっと答えてくれるはず、と信じきっていて。
それにしても、厳しい世界で鍛えられ、人を見る力がある奈津子さんはさすがです。
糸子母さんのスーパー嗅覚に勝るとも劣らない能力かもしれないですね。
期待
「はてなの茶碗かけるんやてな」(鞍馬)
小草若ちゃんの高座を見に行きたいという天狗座の鞍馬会長。
「あのう、散髪屋組合の落語会ですが・・・」(小草若)
「ほなわしも散髪屋組合入るがな」(鞍馬)
雰囲気はいつものように怖いけれど、すごく気にかけてくれている感じです。
そしてどんな小さな落語会でも決して見下すことなく、さらりと粋なセリフをひとつ。
あらゆる経験を積んだ、人の上に立つ者の味ですね。
さよなら磯七さん
磯七は「寝床」で、東京の姉を看護するために大阪を離れることを喜代美たちに告げる。
「なにより落語が、上方落語が聴かれへんようになるのがほんまにつらい。
最後に草若の孫弟子の初高座世話させてもろうて、こんな嬉しいことないわ」(磯七)
ありがとう、と徒然亭に感謝する磯七さん。しんみりじんわりする熊五郎夫婦や菊江さん、
草々さん、喜代美ちゃん。上方落語をこよなく愛する磯七さんにとって、
その本場の大阪を離れることは身を切られるような思いのはず。
散髪屋さんの落語会は、最高の思い出になるはずでしたが・・・

平手打ち
勇助は姉のためにもがんばって、と真摯に自分を励ます正平に
「嘘をつく甲斐がない」 と折れ、自分の本当の気持ちを打ち明ける。
落研だったことも、レパートリーがたくさんあることも本当。初高座が怖いというのは嘘。
「いやなんです。初高座が。散髪屋の落語会やなんて、
せっかくプロとしてデビューするのに、しょぼすぎると思いませんか」(勇助)
勇助くん、なんとゆうことを・・・
秘密にしては大声で喋ったせいで、ちょうど門のところにいた師匠とおかみさんの耳にも
入ってしまい・・・怒り心頭の草々さんに張り倒されるかと思いきや、喜代美ちゃんが平手打ち。
喜代美ちゃんはあとでそのことを気にしていたけれど、それではまだ手ぬるいかもなぁ・・・ーー;
去り行く磯七さんの思いを聞いた直後のこのセリフは、なおさら無情で残酷に聞こえました。
徒然亭と磯七さんの関係の深さを知らないからなのでしょうけど・・・。
腕に自信があるがゆえ、そして若さゆえの傲慢が哀しいです。


師匠の土下座
喜代美は勇助を「寝床」にいる磯七のところへ引っ張っていき、 隠すことなく 磯七に事情を話す。
そして・・・ 「あやまって。磯村屋さんにあやまって」(喜代美)
しかし勇助は、初高座の場所ぐらい自分で選びたかった、とひとりよがりな思いを口走る。
「落語すんのはボクですよ。座布団座って誰の力も借りんと、 ひとりで 20分しゃべるんですよ。初高座の場所ぐらい自分で選ばしてくれたってええやないですか」(勇助)
喜代美は、 落語はひとりでやるものではない 、と、自分がかつて師や友人たちから
言われた言葉を今、自分の思いにして叫ぶのだった。
「スポットライト浴びて舞台の真ん中におるもんが主役や思ったら大間違いや。
それが分からんかったら、落語なんてやめてしまい!」(喜代美)
聴く人があって初めて成立する落語。どこのどんな高座だろうと、お客さんのために
精一杯演じなければならないはず。お客さんをえり好みするのは言語道断ですよね。
まずは勇助くんをとっくり教え諭し、改心させてから磯七さんに謝罪・・・という形が
よかったのかもしれないけれど、磯七さんの思いを聞いていた直後だけに、
喜代美ちゃんはいたたまれなかったんでしょうね・・・
その後草々さんが自分の責任だと土下座して詫びる姿は師匠らしくて、心を打たれました・・・。
勇助くんも、自分のためにあやまる師匠の姿を見たからには、きっちり心を入れ換えてほしいですね。
「やってしもた・・・」(喜代美)
自分が弟子を叩いてしまったことに落ち込む喜代美ちゃん。
でもたぶん、勇助くんはきっと、そんな親の思いを解ってくれる・・・かなぁ?
愛情が通じるといいなぁ
☆☆☆☆☆ ちりとてちん第132回 平手打ち ☆☆☆☆☆

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最終更新日  2008年03月07日 20時40分09秒
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