人類は後期石器時代になって大躍進を遂げたといいます。
★人類の使う道具が格段に多様化し、石やその他の素材を
効果的に使うようになったこと。
★芸術が初めて登場したこと。思考的にも大きな進歩があったと考えられる。
★人類が食糧資源を以前よりはるかに効率的に活用し始めたということ。
このような変化の理由に、人類学者はDNAをあげています。
後期旧石器時代の初めに生じた類の変化が起きるには、人類がより効果的に
コミュニケーションをとり合えるようになることが必須だったといいます。
後期石器時代の初めこそ、豊かな統語法と多くの意思表示の方法をもつ
現代の言語が発生した時期ではないかというのです。
複雑な社会的ネットワークの発達が、人類の脳の構造に変化が起こし
進化をもたらしたといいます。それが、どのような変化だったのかは、現代の赤ちゃん
をみれば理解できます。まず物体を認識することから徐々に物体同士の関係に対する
複雑な理解へ進む過程、また喃語を発することから次第に単語になり統語法を理解し
複雑な伝達を可能にする・・・といったように人類は言語を発達させていったようです。
それによって脳を大きく発達させていったのが旧石器時代だったと考えられます。
脳の発達には栄養的に肉食も大いに関係しているかもしれません。
また、ほかの肉食動物の目を逃れる必要性も脳の発達を促したでしょう。
動植物は環境が安定しているときは、単調に過ぎていきますが、問題が起きて
環境が変化すると大きく進化するそうです。
身体の色や形さえ変えて環境に適応させていく 生物がいるなかで
人類は脳を活性化して適応させていったようです。
ヒトのミトコンドリアDNAの配列間に見られる遺伝的突然変異が起きたのが5万年前
旧石器時代の初期だといいます。
人類の大躍進はDNAに遺伝学的な痕跡を残して いるのだそうです。
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