セレンディピティ

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2016/03/17
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都市文明は長いことメソポタミアの発明と考えられてきましたが

実は長い間、時代にとり残された辺境の地域とみなされてきたパレスチナのエリコ

アナトリアのチャタル・フユィックの遺跡の方が先行する文明であったことが解かりました。

そして、これらの最初期の文明は、地母神を崇拝する女性中心の文明でした。

日本でも男性支配の家父長制度が課せられるのは大宝律令が制定されてからです。

太古地母神《女神》は古代の農耕社会すべてに於いて崇拝されていました。

女性的なるもの・・・その生物学的な性格から、大地と同じように子を産み育みそだてるもの・・・

の神格化の証拠は、農業起源の三つの主要な中心、 小アジア 南東ヨーロッパ

東南アジアのタイ そして後の 中央アメリカ に見出すことができます。

《大いなる女神が》が、時には鳥の姿になったり 蛇の《女神》になったりしながら

水の生命授与力を支配しています。

ヨーロッパとアナトリアでは、雨を孕み、乳を与える、そういう文様が土器に織り込まれています。

アナトリアのチャタルフユィックの遺跡からは、母系で妻方居住の社会構造が現れました。

その構造は、チャタルフユィックからクレタに移住し、 太古地母神《女神》と共に農業技術をもたらし

つづく四千年の間に、土器製作、織物、治金、彫版、建築、その他の技能および

クレタ独特の生々とした喜びに満ちた芸術様式の進歩がありました。

そこでは富は、公平に共有されました。 年上の女性ないし 氏族の長が大地の実りの生産と

配分をつかさどり、実りは集団の全員に属するものとみられて いました。

主要な生産手段の共有と、社会的権力は、すべての人の利益になるよう図られ、責任のもとに

基本的に共同的な社会組織が生まれていました。これは、パレスチナの世界最古の町エリコ

ナトゥフの人々が成功していた共同社会につながると思われます。

太古地母神《女神》を中心に女も男も異なった人種の人々も・・・共通の幸福のために平等に

協力して 働いていました。母系による相続と家系、至高の神としての女性、現世的権力を

もった女司祭と女王の存在はありましたが男性の地位が低いということはなく、両性は平等な

協調関係を築いていました。彼らは、たいへん自然に親しんでいて、アニミズム(精霊崇拝)は

クレタだけでなく、ケルト民族にも伝わりました。

太古地母神《女神》を中心にした文化はアナトリアを中核として地球一周しました。

ストーンサークルやドルメン、メンヒルなど、これらの祭祀が彼らの残した足跡です。

最初、それは家畜の群の草を求めて彷徨う一見取るに足りない遊牧民の集団にすぎませんでした。

数千年以上も、どうやら彼らは地球の端の誰も望まぬような厳しく寒く痩せた

シベリアに住んでいました。その遊牧の集団が長い期間をかけて数と獰猛さを増し

ヨーロッパ北東からヨーロッパ大陸に群がり南下し侵略してきたのです。

彼らは最初のインド・ヨーロッパ語族あるいはアーリア人といわれるクルガン人です。

あるクルガンの野営地では、女性住民のおおかたはクルガン人でなく、新石器時代の

太古地母神《女神》崇拝の人々であったことが発掘資料から判明しています。

このことが暗示しているのは、クルガン人が、その土地の男性や子供たちの

大部分を虐殺し、女性たちのある者だけを助けて妻や奴隷にしたということです。

遺跡から農機具のみで武器というものが見あたらない【平和】で【民主主義】な社会が営まれた

《女神》崇拝社会が破壊され、男性的支配社会のはじまりでした。

インド・ヨーロッパ語族は、先の文明を築いていた太古地母神《女神》を崇拝する農耕民族を

次々侵略していったのです。

インドに於けるアーリア人、【肥沃な三日月地帯】に於けるヒッタイト人とミタンニ人

アナトリアに於けるルヴィ人、東ヨーロッパに於けるクルガン人、ギリシアに於けるアカイア人

および後のドーリア人、彼らは征服した土地や人々の上に次第に自分達のイデオロギーと

生き方を押し付けていったのです。このほかにも侵略者はいました。

ヘブライ人と呼んでいる セム系の人々です。






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最終更新日  2016/03/18 01:25:48 AM


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