2023.03.06
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カテゴリ: 日々雑記


関東にいた私でも、チラッチラッとそのときのパニック状態になった街を思い出します。

当時マンションの7Fに住んでいたのですが、当然エレベーターはストップしました。
同じマンションでそのときお子さんの手を引いて1Fでエレベーターの来るのを待っていた人の話を聞いたことがあるのですが、ものすごい揺れにびっくりしてお子さんを抱き上げて玄関を出たそうです。
揺れが収まってから管理人さんとエレベーターの中に人がいないことを確かめて、改めてもし乗っていたらーとゾッとしたそうです。

エレベーターは次の日に復旧しましたが、当然のことながら大事がなくて何よりでしたが、閉じ込められた人はそれなりにいらしたそうです。
その後も余震が続き、下る方は階段使用でしたが、上りはきつかったのでエレベーターを使っていましたが、無事に7Fの自宅に着くと座り込みたくなるような安堵感に包まれた気がします。

エレベーターでグラグラが来たら、まず数字ボタンをすべて押すことが大切ですーとテレビでアナウンサーさんがおっしゃっていたことをくいいるように画面を見ていたことを思い出しました。

地震後はエレベーターに簡易ボックスが置かれ、中に懐中電灯や簡易トイレが入っているとのことだそうですが、懐中電灯はともかく簡易トイレ使う度胸はありません。



地震ではないのですが、今から70年近く前「死刑台のエレベーター」というフランス映画がありまして、社長夫人とねんごろになって社長を殺害する男の話なのですが、計画をばっちり立てて遂行し、完ぺきだったはずなのに、忘れ物を取りにエレベーターに乗ったら守衛さんが知らずに電源を落としてしまい、エレベーターに閉じ込められて絶体絶命という映画でした、その時エレベーターから脱出する時はよじ登って天井板を外すしかないという事を学びましたが、現在の堅牢なエレベーターじゃ無理でしょう、そもそもぜーったい無理!!

ハリウッド映画でしたら派手な音楽を使って盛り上げるのでしょうが、この映画巨匠ルイマル監督25歳の時の作品で、マイルスデイビスの気だるい音楽を使い、モノクロ映像で、とてもスタイリッシュでした。冒頭の動画ですね。

グラグラも怖いが、いつどこで出っくわすかわからない地震、どうかエレベーターの中だけは勘弁してねーと心底思います。





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最終更新日  2023.03.06 21:01:40
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