2024.09.12
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テーマ: シニア日記(1058)
カテゴリ: カテゴリ未分類




「Shrink(シュリンク)―精神科医ヨワイ―」
でした。
を、見ました。


第一話は、
"パニック障害"
でした。

テレビでは、 "パニック症" と言っていましたが、
現在、一般的には、
"パニック障害"
と言われるのが普通です。



私は、自分が "パニック障害" なので、
NHKが、
この病をどのようなドラマにするのかと思って見てみました。

まぁね・・・だいたいそんなもんでした。
でも・・・イマイチ・・・かな?
自分以外の人に理解を求めたいのですが、
こればかりは理解しにくいようです・・・。



ただね、 "パニック障害" は、
心の病・・・というわけではなく・・・、
脳内物質《セロトニン》
の分泌量の著しい不足によって起こります。

そして!
それは、
ストレスが自分の限界を大きく超えてしまった時に
起こりやすいのです。

ま・・・医師は、患者の話を丁寧によく聞くことも大事ですが、
私は、 薬物療法 だと思っています。

脳内物質《セロトニン》の量を
増やす、分泌をよくする薬が決め手です。
プラス・不安感を取り除く薬です。




私は、30代でパニック障害を発症し、
当時は、その病名も治療法もなかった時代です。

いろいろな医院、病院巡りをし、それでも、原因不明で、
こうなったら、 精神科 に行くしかないと思って、
頑張って行きましたよ。

まぁね・・・、一応、不安感を取り除く
"抗不安薬(精神安定剤)"
を処方され、少しは良くなりますが、
根本的な治療ではなかったのですねー!

当時は、病名も治療法も
確立されていないのですから、
仕方ないです。


医師が、
私の話を、丁寧によく聞いてくれても、
良くなるはずがないのですよ!
話をよく聞いてくれれば、
気分的には少し安心できますが、
パニック障害の恐怖の症状は絶対に治まりません!



パニック障害は、その病を
よく勉強し、理解している医師でなければ良くなりません。

そして、薬も、最大量まで処方できる医師でないといけません。
中途半端な量から始めると、絶対に良くなりません。
パニック障害の治療薬では有名な パキシル は、
最初から最大量を服用し、
けっこう長い年月をかけて、徐々に減らしていくのですよ。
同時に、極度の不安感や緊張感を減らす
抗不安薬(ソラナックスが有名)
も服用します。



この治療は、薬の副作用を怖がって、
現在でも、
最大量まで処方できない医師も多いのです。
が、
現在では、パニック障害に詳しい医師も多くなっているので、
よく調べて、《良い医師》を選ぶことが大切です。


私は、どんな病気でも、
優しい医師など希望しません。
正しい治療ができる医師ならOKです。
・・・でも、医師って、皆、優しいですが・・・




今では、精神科という科ではなく、
≪心療内科≫ ≪メンタルクリニック≫等々・・・、
その科の言い方もいろいろあって、
でも、住む地域によっては、
そのような医院に行くことが 後ろめたかったり、
周囲の人達の目が気になったりすることもありますね。
でも、恥ずかしい病気なんてないのですから、
自分に合った医院、病院を選んで治すことが大切だと思います。



そうそう、薬物療法プラス行動療法がいいです。
私は、電車、バスにも乗れなくなり、
スーパー、美容院、歯医者さん・・・等々全てがダメでした!

なので、薬の効果が出てくると、
少しずつ少しずつ・・・慣らしていきました。
電車も、一駅から始めて・・・、
今では、新幹線も、飛行機も大丈夫です🚄🛬

私の今は、≪寛解≫といった状態です。
この病は、完治することが難しいのですが、
≪寛解≫状態ならば、普通の日常生活ができます。

そして、パニック障害は100人に4~5人の割合で発症するので、
決して珍しい病気ではありません。

パニック障害は、絶対に死ぬことはない、と言いますが、
死なないと思っても、
死ぬんじゃないか?と思うほど苦しい病です。

と・・・、ベテラン?パニック障害の私のお話でした。





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素材・ AC




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Last updated  2024.09.12 07:58:38


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