千歳空港から400キロ 稚内を通り 日本の最北端 晴れた日にははるか向こうにサハリンが見えるという・・・
・・・・・・・・・・・・・宗谷岬に着いた!
天候は小雨。バスから降りたって立派な 日本最北端の地の碑 の前で写真を撮った。
前に広がる海は黒くうねっていて、それはロシアに広がっているのだと思うと圧倒されそう。
晴れていればもっと感激だったでしょうに・・・春には流氷が見れるらしい。
その日は稚内に戻り 一泊。
次の日は朝 4時起きですよ…とバスガイドさんがいう。
バスの疲れもあって、そそくさと寝る用意をし、お風呂に入って熟睡。
さてさて、またバス。20日は利尻島を巡ります。
残念ながら 20日も霧雨で、楽しみにしていた利尻富士もてっぺんは雲の中。でも、山裾が見えた、まだ雪が残っていた。
姫沼を高山植物を探しながら散策。静かな木々に囲まれた美しい沼だった。そこの小さな店で食べた ホタテのバター焼き、ウニのにぎり寿司の味は忘れられない。
利尻島はバスで巡る。海岸は荒波で削られた岩が奇妙な形となり、冬はさぞかし大変だろうと・・・天気が悪いので岩は逆光で黒く見え、人を寄せつかせない光景のようでした。
利尻島からまた、フェりー・・・礼文島に向かいます・・・
フェリーはいいですね♪足を伸ばしてゴロゴロできる。
乗物に乗ると必ず眠る私は、ぐっすり・・・
礼文島に夕方着き、すぐに夕飯。ここでも、うに、ホタテ 桜エビ・・・!
さてさて、我々が選んだのは 4時間コースのトレッキング・・
スコトン岬~ゴロタ岬~澄海岬~西上泊~浜中 礼文島の固有種 レブンアツモリソウの群生地を経由する約 17・4km 所要時間約4時間のコースで、tん気に恵まれたときの澄海岬では礼文の最も美しいエメラルドグリーンの海が堪能できます。
さて、このトレッキングが今回の旅のメインなのです。
なんだか、説明のパンフを読んでもわくわく♪ 朝 5時起き。
リュックの中には軍手 花ガイドさんから渡された虫眼鏡 雨具 私は念のためカイロ 薄手のコート
夫は・・まず カメラ コート カサ 軍手 ・・・・
出発! 花ガイドさんの案内でまずは見晴らしのいい丘を歩く。
30分くらい歩いた時、一同を集め ここからあの山を上ります。今 バスでゆっくりしてもよいと思う方はバスでおくつろぎください。
途中かなりきつい坂道となりますが、バスが待機してますので、無理をせずきつくなった方は、バスでお待ちください。
なんだか急に空気が変わった・・・みんな少し緊張!花ガイドさんの指さす山には信じられない数の階段があり、木々もなく笹の群生の山肌・・・
みんな神妙に歩き出した。だんだん、石がごろごろする道となってきた。
私の靴は 底は分厚いけどでこぼこがなく、平らで滑りやすい。かるく考えていて、まずかった。。。。
みなさん登山靴。防寒もしっかりされている。あちらこちらのトレッキングをこなした方ばかりだ。。。
私と夫は散歩道を高山植物を見ながら歩くのだと思っていた。案内をよく読んでなかったわけ。
耳にはイヤホーンをつけ、ガイドさんの説明が流れる。
でも、私はそれどころではない。天候は霧の中・・・時々突風が吹く!
階段も段差が大きくなり、やっと ェイヤァ。。と登る・・そこに激しい風!
よろめきながら体を支える。転んだら笹で覆われているから見えないけど崖があり、岩もあり・・・命の保証はない。
道は細く、ぬかるんでいる。何度も転びそうになりながら、一段一段と登る。
みんな無言、ガイドさんは元自衛官とかで、がっしりした体でヒョイヒョイと階段を上る。
一列になって、ただひたすらす滑らないように、風に体を持っていかれないように踏んばる。風はガイドさんの説明では 風速16メートルくらい。
もっと、すごい風に感じた!突風は20メートルはあったと思う!
私には 無理 無理・・・と思いながら、こわいよお こわいよお・・・
両側はただ笹が群生している。歩いている道はとにかくてっぺんにある細道!
やっとの思いでスコタン岬に立った。日本最北の岬だ・・・
ここでも風がすごく、立っていられないので、すぐに下山。
ああ・・・あの道を今度は降りるんだ・・・
でも、上りよりは楽だった。体が慣れ、景色にも慣れてきて・・・周りを見る余裕もできた。
眼下に小さな湾が見えた。そこに小さな家が2軒あった。
昆布漁をしている人が住んでいるという。。。。
この最北の厳しい自然の中、ここに住み続けている人がいる・・・
なんて、たくましい、謙虚な人たちだろう。。。。
岩陰に咲く高山植物もけなげだけど、昆布漁に一生を捧げている人の生き様を見たような気がして、胸が熱くなった。
礼文島は天気の良い日はほとんどないらしい。旅の案内の写真では快晴でコバルト色の海が映っていたのに・・・
ようやく、平らな道に出た。 腰も足もくたびれていたけど、とっても充実したひと時だったなあと思った。
バスの中でお弁当を食べ、昼からは林道を2時間歩いた。
夜は温泉湯につかり、うに、ホタテ いくらなど 新鮮な海の幸に疲れもぶっ飛んだ!
夢のように 最北の島巡りは終わってしまった。
ああ・・今日はくたびれていて、日記など無理だと思ったけど、やっと書けた。
京都の教室だった。明日は甥の用事で西明石まで行かねば・・・・
私は・・・なんで、こうも、忙しいのだろう・・・・
でも、貴重な旅に行けて幸せだった。
これからの日々、いろんなことがあるたびに、あの山のてっぺんにある細道を風に吹かれながら進んだ経験を思い出すだろう。
それから、あの湾でなお生き続けている人の生命力を思い出すだろう。
無理をしても文章に残したかった。至らない文章だけど書けてよかった!
でも、もう。。限界。くたびれた。。。。!寝ます・・・