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2005年04月01日
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名女優メリル・ストリープが以前話していた


役者にはタイプがあって
その役の人物に「なりきる」人と、
たとえばジョン・トラボルタのように
「自分の魅力に役を近づける」人がいる


見事に役になりきる彼女が語るのを聴いて、なるほどと思った

「なりきる」のもすごいけど

役を近づけているように見えても
その人がTV画面で魅力的なのはともかくとして
芝居として単なるワンパターンになっている
そんなタレントも大勢いると思うから


町田康って?と訊かれて
「パンクロッカーで詩人で作家で役者もやるんだよー」
と巧く説明できないのだけど
「町田康だから意味がある役になる」
「フツーの役者ができないような役をする」
と付け加える

タイプでいうとジョン・トラボルタ系だと思っていた

彼以外には演じられないんじゃないか?
って位の存在感とムードがあるから
なんたって男前だし

でも、彼は「なりきっている」とも言えるかも
それは演技力についてではなくて、必然性について

そのストーリーの中に彼は
すんなりと「その人」として存在している

これは町田康の潔さと賢さだと思う
彼はとても賢く、物事の本質を捉えるのが上手で
とても潔く、端的に表現する
それが世の中のいろんなイメージを取り込む
町田康という触媒を通して新鮮な表現が生まれる

だから彼は、
歌っても書いても歩いていても、町田康で在り続ける。

それが彼を愛してやまない理由。





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最終更新日  2005年04月04日 01時43分23秒
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