はれ ときどき くもり

はれ ときどき くもり

2012.07.17
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カテゴリ: ひとりごと
久々に仕事以外のテーマで日記を。

大津での中2少年の自殺問題が大きく取り上げられています。私もこの事件には関心がありいろいろネットでニュースみたり調べたりしていますが・・・。

いじめの問題というのはとても根深い。
多分、どんなに行政や学校がいろんな施策や手を打っても、減らすことは可能であっても、なくなるものではないと思う。
それは人間だから。悲しいけど。
警察がいても犯罪がなくならないように、いじめもなくなることはないと思う。悲しいけど。


やった側は軽い気持ち、これは多分事実。
徐々にエスカレートして感覚が麻痺。残酷なことをしながら、罪の意識がない。
だからひどいことが平気でできるんだろう。

やられていないんだから。相手の気持ちを考えられる子たちじゃないから。

むしろ面白半分。面白半分で人を死まで追いやるんだから、ほんとうに恐ろしい。そして絶対に許されない。
大津のいじめに関しては内容を知るかぎり、加害者達は人ではないんじゃないかとさえ思える。


自殺に追い込まれた子はどんなに辛かったろう。まだ中2なのに・・人生もっともっと長いのに、この先いっぱいいいことあるだろうに・・・。

いっぱい苦しんで傷ついて、毎日屈辱と恐怖と絶望を感じたんだろう・・・。
そうして死ぬしかないと自ら命を絶つ決断をさせた、死に追いやったその罪は決して軽いものであってはならない。


加害者たちは事件後も反省どころか、被害者の写真にひどいことしたり「もっといろいろしたかったのに」と発言していたという。
ほんとうに許せない。人間らしい心を微塵も持ち合わせてない。皆無だ。


私は加害者たちが心から自分たちの過ちを反省し、侘び、悔い改めることはないんじゃないかと思う。表面上はできたとしても。

心から悔い改め詫びることのできる子だったら、そもそもこれほどの陰湿ないじめなんてできないだろう。
そして後にも先にも、被害者の気持ちを理解することなんて不可能である。やられてないんだから。


同じ立場に立たなければ「死ぬしかない」とまで思いつめた気持ちなんてわからない。




いじめというものは学校だけに限らず、小さなものまで入れたら昔からずっとそこらじゅうにあるものだと思う。大人になっても、いじめをする人はする。いじめ気質のある人は、多分一生変わることはない。

そうしていじめの加害者は、すぐに自分のしたことを忘れる。
そう、だって罪の意識ないんだから。
被害者の心に大きな消えない傷を作っておきながら。




親は、普段の学校での子供の様子や人間関係を知りようがない。
いじめがあったとしても、親には心配させまいとして言わない。絶対に隠す。
努めて普段と変わらず明るく振舞うだろう。

そして誰にも相談できず、一人思い悩む。



社会全体のいじめの根絶は無理だとしても・・・。

全国の教育委員会、学校関係者には学生の健全な心身育成を基本に、子供たちの人間関係、様子を日常的にしっかりと把握してもらい、いじめをできるだけ未然に防ぎ、早期発見、対処できるよう、精一杯手を尽くしてほしい。

同じような辛く悲しい事件が再び起こらないように。









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最終更新日  2012.07.18 01:50:24
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