いねねの趣味三昧(昆虫・野鳥・古寺巡り・読書・木工・語学など)

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2021.04.11
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カテゴリ: 万葉集の野鳥たち


481
「白たへの 袖さし交へて なびき寝し わが黒髪の ま白髪に なりなむ極み 新た世に ともにあらむと 玉の緒の 絶えじい妹と 結びてし ことは果たさず 思へりし 心は逐げず 白たへの 手本を別れ にきびにし 家ゆも出でて みどり子の 泣くをも置きて 朝霧の おほになりつつ 山背の 相楽山の 山のまに 行き過ぎぬれば 言はむすべ せむすべ知らに 我妹子と さ寝しつま屋に 朝には 出で立ち偲ひ 夕には入り居嘆かひ わき挟む 子の泣くごとに 男じもの 負ひみ抱きみ 朝鳥の 音のみ泣きつつ 恋ふれども 験をなみと 言問はぬ ものにはあれど 我妹子が 入りにし山を よすかとぞ思ふ」

483
「朝鳥の音のみし泣かむ我妹子に今また更に逢ふよしをなみ」

声をあげて泣いているしかない。私の亡き妻に今更逢えるわけでもないのだから。と歌っています。

歌の中の「朝鳥の」は「朝立ち」にかかる枕詞です。
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Last updated  2021.04.11 16:35:52
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