いねねの趣味三昧(昆虫・野鳥・古寺巡り・読書・木工・語学など)

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2022.02.18
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カテゴリ: 万葉集の昆虫たち


「この月は 君来まさむと 大船の 思ひ頼みて いつしかと 我が待ち居れば 黄葉の 過ぎて去にきと 玉梓の 使ひの言へば  蛍なす  ほのかに聞きて 大地を 炎と踏みて 立ちて居て 行くへも知らず 朝霧の 思ひ迷ひて 丈足らず 八尺の嘆き 嘆けども 験をなみと いづくにか 君がまさむと 天雲の 行きのまにまに 射ゆ鹿猪の 行きも死なむと 思へども 道の知らねば ひとり居て 君に恋ふるに 音のみし泣かゆ」

※_今月は貴方が帰って来られると、私が頼みにと思って何時か何時かと待っていると、はかなく死んでしまったと使いの者が来て言うので、 蛍の光 のように、ぼんやりとその言葉を聞いて、まるで大地の炎の上を踏むように、跳び上がり、立ったり座ったり、何処へ行けば分からず途方に暮れ、思い迷って、八尺にも及ぶ長い溜息をついて嘆いても何の甲斐もないので、一体何処に貴方はおいでになるのだろうと、行くあとについて行って死のうと思うけれども、道も分からないので、一人で貴方を恋い慕っていると、声に出して泣けてくる。と歌っています。





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Last updated  2022.02.18 14:31:03
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