いねねの趣味三昧(昆虫・野鳥・古寺巡り・読書・木工・語学など)

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2022.04.04
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カテゴリ: 万葉集の花たち


「かけまくも あやに恐し 言はまくも ゆゆしきかも わが大君 皇子の命 万代に めしたまはまし 大日本 久迩の都は うちなびく  春さりぬれば 山辺には 花咲きををし  川瀬には 鮎子さ走り いや日異に 栄ゆる時に およづれの たはこととかも 白たへに 舎人よそひて 和東山 神輿立たして ひさかたの 天知らしぬれ こいまろび ひづち泣けども せむすべもなし」

※_言葉にかけて言うことも、誠に恐れ多い。口に出して言うことも、憚り多いことよ。わが大君、安積皇子が、万代までもお治めになるはずであった。大日本の久迩の都は、 春が来ると、山には花がいっぱい咲き 、川瀬には小鮎が勢いよく泳ぎ、日増しに栄えている時に、人を惑わすでたらめの話とでも言うのだろうか、白い喪服に舎人たちは身を包み、和東山に、皇子の御輿がご出発になって、天を治めに行かれたので、転び回り、涙まみれに泣くけれども、もうどうにもしようがない。と歌っています。「久迩の都」は聖武天皇が天平12年(740年)に現木津川市加茂町に作った僅か5年の都です。
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Last updated  2022.04.04 08:59:46
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