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2022.09.01
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カテゴリ: 万葉集の花たち
次は第1868首から第1872首の5首です。どれも作者は不詳です。

1868;馬酔木の花
「かはづ鳴く吉野の川の滝の上のあしびの花そはしに置くなゆめ」
※_
蛙の鳴く吉野川の急流のそばのアシビ(馬酔木)の花だよ。決して粗末にしないで。と歌っています。

1869;桜の花
「春雨に争ひかねて我がやどの桜の花は咲きそめにけり」
※_
春雨に逆らうことが出来ずに、我が家の庭の桜の花は咲き始めました。と歌っています。

1870;桜の花
「春雨はいたくな降りそ桜花いまだ見なくに散りまく惜しも」
※_
春雨はひどく降らないで。桜の花が、まだ見ぬうちに散ってしまうのが惜しいから。と歌っています。

1871;梅の花

「春されば散らまく惜しき梅の花しましは咲かす含みてもがも」
※_春になると散るのが惜しい梅の花よ。しばらくは咲かずにつぼみのままでいて欲しい。と歌っています。

1872;桜の花
「見渡せば春日の野辺に霞立ち咲きにほへるは桜花かも」
※_
見渡すと、春日野のあたりに霞が立って、華やかに咲いているのは桜のだろうか。と歌っています。





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Last updated  2022.09.01 07:42:40
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