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2022.09.06
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カテゴリ: 万葉集の花たち
​次は第1918首、第1922首、第1926首、第1928首、第1929首の5首です。どれも作者は不詳です。​

1918;梅の花
「梅の花散らす春雨いたく降る旅にや君が廬せるらむ」
※_梅の花を散らす春雨が強く降っている。旅にあって貴方は仮の宿におられるのでしょうか。と歌っています。

1922;梅の花
「梅の花咲きて散りなば我妹子を来むか来じかと我が松の木そ」
※_梅の花は咲いて散ったら、いとしい貴方を来るか来ないかと私が待つ、その松の木だよ。と歌っています。

1926;馬酔木の花
「春山のあしびの花の悪しからぬ君にはゑや寄そるともよし」
※_春の山の馬酔木(アシビ)の花のように、悪くない君になら、ままよ、噂をされても構わない。と歌っています。

1928;アケビの花
「狭野方は実にならずとも花のみに咲きて見えこそ恋のなぐさみに」
※_
狭野方は実にならずても、せめて花だけでも咲いて見せてくれ。恋の慰めに。と歌っています。「 狭野方(サノカタ)」は「アケビ(木通)」だとする説があります。


狭野方は実になりにしを今さらに春雨降りて花咲かめやも」
※_ 狭野方はもう実になっているのに、今更に春雨が降って花が咲いたりするでしょうか。と歌っています。





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Last updated  2022.09.06 06:27:19
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