いねねの趣味三昧(昆虫・野鳥・古寺巡り・読書・木工・語学など)

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2022.09.12
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カテゴリ: 万葉集の花たち
​次は第1987首から第1991首の歌5首です。どれも作者は不詳です。

1987;花橘
「片搓りに糸をそ我が
搓る我が背子が花橘を貫かむと思ひて」
※_片方ばかりから糸を私は


1988;卯の花
「うぐひすの通ふ垣根の卯の花の憂きことあれや君が来まさぬ」
※_ウグイスの行き通う垣根の卯の花の、憂いことがあってか、貴方がお出でにならない。と歌っています。


「卯の花の咲くとはなしにある人に恋ひやわたらむ片思にして」
※_卯の花が咲くように思いを告げる。そのようなことも無いままの人に、恋続けることだろうか、片思いのままで。と歌っています。

1990;花橘
「我こそは憎くもあらめ我がやどの花橘を見には来じとや」
※_私こそは憎くもあるでしょうが、私の家の庭の花橘まで、見に来ないとおしゃるのですか。と歌っています。

1991;藤の花
「ほととぎす来鳴きとよもす岡辺なる藤波見には君は来じとや」
※_ホトトギスが来て鳴き立てる岡辺の藤の花を、貴方は見に来ないと言うのですか。と歌っています。





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Last updated  2022.09.12 06:43:58
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