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2022.09.18
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カテゴリ: 万葉集の花たち
次は第2111首から第2115首の歌5首です。どれも作者は不詳です。

2111;秋萩
「玉梓の君が使ひの手折り来るこの秋萩は見れど飽かぬかも」
※_(玉梓の)あなたのお使いが手折って来てくれたこの秋萩は、いくら見ても飽きません。と歌っています。「玉梓の」は手紙をかわす意から「使ひ」にかかる枕詞です。
※_手折って来たヤマハギです。


2112;秋萩
「我がやどに咲ける秋萩常にあらば我が待つ人に見せましものを」
※_私の家の庭に咲いている秋萩が、いつまでも咲いているなら、私が待つ人に見せようものを。と歌っています。

2113;初萩
「手もすまに植ゑしも著く出で見ればやどの初萩咲きにけるかも」
※_手を休めずに植えた甲斐があって、外に出て見ると、庭の初萩が咲いていたよ。と歌っています。

2114;秋萩
「我がやどに植ゑ生ほしたる秋萩を誰か標刺す我に知らえず」
※_私の家の庭に植えて育てた秋萩なのに、誰が標したのでしょうか。私に気付かれないで。「標」は自分の占有物だと示す印です。

2115;女郎花
「手に取れば袖さへにほふをみなへしこの白露に散らまく惜しも」
※_手に取ると袖までも色に染まるようなオミナエシ(女郎花)が、この白露に散るのは惜しい。と歌っています。





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Last updated  2022.09.18 11:01:29
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