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2022.09.22
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カテゴリ: 万葉集の花たち
次は第2144首の雁を詠んだ歌1首と、第2145首、第2150首、第2152首、第2153首の鹿の鳴くのを詠んだ歌4首です。どれも作者は不詳です。

2144;
「雁は来ぬ萩は散りぬとき雄鹿の鳴くなる声もうらぶれにけり」
※_雁は来た、萩の花は散ったと、雄鹿の鳴く声も萎れてしまった。と歌っています。

2145;
「秋萩の恋も尽きねばさ雄鹿の鳴くなる声もうらぶれにけり」



2150;
「秋萩の散り行く見ればおほほしみ妻恋すらしさ雄鹿鳴くも」
※_秋萩の花が散って行くのを見ると心が晴れず、妻恋をするらしい。雄鹿が鳴いているよ。と歌っています。

2152;
「秋萩の散り過ぎ行かばさ雄鹿はわび鳴きせむな見ずはともしみ」
※_秋萩の花が散ってしまったら、雄鹿は侘しく思って鳴くだろうよ。花を見ないと物足りなくて。と歌っています。

2153;
「秋萩の咲きたる野辺はさ雄鹿そ露を分けつつ妻問ひしける」
※_秋萩の花の咲いている野辺には、雄鹿が露を押し分けながら妻問いしたのだなあ。と歌っています。

<備考>_歌の中に「萩」や「秋萩」の字句があっても、「萩の花」を詠んでないもの、例えば下記の3首などは「万葉集の花たち」から除外します。
2134;「葦辺なる萩の葉さやぎ・・・」
2124;「さ雄鹿の・・・なびけ萩原」
2143;「君に恋ひ・・・秋萩しのぎ・・・」





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Last updated  2022.09.22 14:20:46
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