いねねの趣味三昧(昆虫・野鳥・古寺巡り・読書・木工・語学など)

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2022.12.21
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カテゴリ: 万葉集の花たち
次は第4369首、第4371首、第4395首、第4397首の歌4首です。

4369;百合の花_大舎人部千文(おおとなりべのちふみ;奈良時代の防人)が作った歌です。
「筑波嶺のさ百合の花の夜床にもかなしけ妹も昼もかなしけ」
※_
筑波山の百合の花のように、旅寝の夜の床でいとしい妻は昼もいとしい。と歌っています。

4371;橘の花_占部広方(うらべのひろかた;奈良時代の防人)が作った歌です。
「橘の下吹く風のかぐはわしき筑波の山を恋ひずあらめかも」
※_
橘の花の木の下を吹き渡る風の、かぐはわしい筑波の山を恋しく思わずにいられようか。と歌っています。

4395;桜の花_大伴家持が作った歌です。
「竜田山見つつ越え来し桜花散りか過ぎなむ我が帰るとに」
※_
竜田山を越える時に見て来た桜の花は、散ってしまうだろうか。私が帰る頃に。と歌っています。

4397;峰の上に咲く花_大伴家持が作った歌です。
「見渡せば向つ峰の上の花にほひ照りて立てるは愛しき誰が妻」
※_見渡すと、向かいの岡の上の花が咲いて、それに照り映えて立っているのは誰の愛妻だろう。と歌っています。
                                ​​ 





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Last updated  2022.12.21 08:18:02
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