PR
Calendar
Category
Freepage List
New!
himekyonさんKeyword Search
Comments
Free Space
万雑147_大伴氏の系譜で万葉集に歌がある人( 坂上郎女_22)
大伴坂上郎女の歌、次も
巻8の中の歌6首です(+大伴家持の歌1首)。
天平11年(739)秋九月、竹田の庄にて坂上郎女が作った歌2首です。
1592_「然とあらぬ五百代小田を刈り乱り田盧に居れば都し思ほゆ
」
※_「たいして広くもない五 百代の田を、刈り散らかしたままで仮小屋にいると、都が懐かしい 」と歌っています。
1593_
「こもくりの泊瀬の山は色づきぬしぐれの雨は降りにけらしも
」
※_
「(
こもくりの)泊瀬の山が黄葉した。しぐれの雨が降ったらしい
」
と歌っています。
大伴家持から贈られた歌に、坂上郎女が答えた
歌です。
1620_
「あらたまの月立つまでに来まさねば夢にし見つつ思ひそ我がせし」
※_ 「(
あらたまの)月が改まるまでお出でにならないので、夢にまで見て、私は心配していました
」
と歌っています。
<参考>_大伴家持が坂上郎女に贈った歌。
1619_
「玉鉾の道は遠けどはしきやし妹を相見に出でてそ我が来し」
※_ 「(
玉鉾の)道は遠いけれども、懐かしいあなたにお目にかかりに私は出て来ました」
と歌っています。
坂上郎女が作った梅の初花の歌です。
1651_
「沫雪のこのころ継ぎてかく降らば梅の初花散りか過ぎなむ」
※_ 「泡のような
雪がこの頃、こうして降り続いたら、梅の最初の花は散ってしまうだろうか
」
と歌っています。
坂上郎女が作った雪の歌です。
1654_
「松陰の浅茅が上の白雪を消たずて置かむことはかもなき」
※_ 「
松陰の浅茅が上の白雪を消たずて置かむことはかもなき
」
と歌っています。
冬の相聞、坂上郎女が作った梅の花の歌
1656_
「酒杯に梅の花浮かべ思ふどち飲みての後は散りぬともよし」
※_ 「
酒杯に梅の花を浮かべ、親しい者どうしで飲んだあとは、散ってしまってもよい
」
と歌っています。
<備考>_大伴氏系図_★印;万葉集に歌があります。赤色字部追記。
大伴金村
|ー大伴咋
|ー大伴長徳
| |ー大伴御行★1
_「済」
| | |ー妻;紀音那
| | |ー大伴三中★5
_「済」
| | |ー大伴三依★4
_「済」
| | |ー 不明;(大伴古麻呂?)
| | | |ー大伴駿河麻呂★11
_「済」
| | | |ー妻;不明
| | | |ー伴氏上
| | |ー大伴兄麻呂
| |ー大伴安麻呂★1_「済」
| | |ー妻;巨勢郎女★1
_「済」
| | | |ー大伴旅人★71「済」
| | | | |ー妻;丹比郎女
| | | | |ー大伴家持★473
| | | | |ー妻;(大伴坂上大嬢)
| | | | |ー妻;不明
| | | | |ー大伴永主
| | | | |ー大伴書持★12
_「済」
| | | | |ー大伴留女之女郎★1
_「済」
| | | |ー大伴田主★1
_「済」
| | | |ー大伴宿奈麻呂★2
_「済」
| | | |ー妻;不詳
| | | | |ー大伴田村大嬢★9
_「済」
| | | | |ー大伴胡麻呂
| | | |ー妻;(大伴坂上郎女)
| | | |ー大伴坂上大嬢★11
_「済」
| | | |ー大伴坂上ニ嬢
| | |
| | | |
ー安倍虫麻呂★5
| | |
安曇外命婦
| | | |
| | |ー妻;石川郎女 (石川内命婦)
★6
_「済」
| | |ー大伴稲公★1 _「済」
| | |ー大伴坂上郎女★84
| |ー大伴古麻呂?
| |ー大伴継人
|ー大伴吹負
| |ー大伴祖父麻呂
| |ー大伴古慈悲
|ー大伴馬来田
| |ー大伴道足
|ー大伴智仙娘(藤原鎌足の妻)
以上
万雑741_遣唐使節団と万葉集の歌が作られ… 2024.08.31
万雑740_万葉集にある遣唐使関連の歌(孝… 2024.08.29
万雑739_万葉集にある遣唐使関連の歌(遣… 2024.08.28