いねねの趣味三昧(昆虫・野鳥・古寺巡り・読書・木工・語学など)

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万雑540_大伴氏の系譜で万葉集に歌がある人( 大伴家持_30)


次は、家持が娘子(誰でしょう?)に贈った歌3首(783~785)です。

783_「一昨年の先つ年より今年まで恋ふれどなぞも妹に逢ひがたき」
※_ 一昨年のその前の年から今年まで、恋い続けているのに、どうしてあなたに逢えないのか と歌っています。
※_二年前から恋しく思っているのに逢えない娘子へ贈った歌です。相手はいったい誰なのでしょうね?


784_「うつつには更にもえ言はじ夢にだに妹が手本をまき寝とし見ば」
※_
「現実に逢いたいなどとは、もう全く口にすることもできないでしょう。 夢にだけどもあなたの手を枕にして寝ると見たら と歌っています。


785_「我がやどの草の上白く置く露の身も惜しからず妹に逢はざれば」
※_「
我が家の庭の草の上に白く置く露のように、はかなく消えるこの身も惜しいとは思わない。あなたに逢えずにいるので 」と歌っています。


​​​​​ 備考;大伴家持の経歴と関連する出来事
養老2年(718年)ころに生まれた
天平10年(738年)内舎人としてお目見え
​天平11年(739年)6月;家持の妾が死去​
天平12年(740年)に聖武天皇の伊勢行幸に従駕
※_天平12年8月29日、藤原博嗣の乱
※_天平12年12月15日、聖武天皇の勅命により平城京より久迩京に遷都
天平12年から天平15年ころ、家持は坂上大嬢を娶ったようですが?
※_天平16年(744年)2月、難波京に遷都
​天平16年(744年)2月;安積皇子(享年17歳)が死去
※_天平17年(745年)5月、都を平城京に戻す
天平18年(749年)に越中守として越中国に赴任
※_越中国在住中の歌が223首ある
天平勝宝3年(751年)に帰京
天平勝宝7年(755年)に難波で防人の検校に関わる
天平宝字2年(758年)に因幡守として因幡国に赴任
※_万葉集の末尾(巻20_4516)は家持が天平宝字3年に作った歌です
天平宝字6年(762年)に帰京
天平宝字8年(764年)に薩摩守として九州へ
神護景雲元年(767年)に太宰少弐に転じて大宰府へ
神護景雲4年(770年)に帰京(民部少輔)
延暦4年(785年)_8月28日死去

家持の作った歌の掲載巻別の歌数;
巻第三;21首(長歌3首、短歌18首)_済
巻第四;64首(長歌0首、短歌64首)
巻第六;9首(長歌0首、短歌9首)
巻第八;51首(長歌2首、短歌49首)
巻第十六;2首(長歌0首、短歌2首)
巻第十七;76首(長歌9首、短歌67首)
巻第十八;69首(長歌10首、短歌59首)
巻第十九;103首(長歌17首、短歌86首)
巻第二十;78首(長歌4首、短歌74首)
​​​​​​​

以上

​                                 






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Last updated  2023.12.11 10:27:36
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