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「バッハとヨーロッパ」というテーマで、LFJ2009が催されていますが、
”BACH ET L’EUROPE” とドイツ人の作曲家の紹介をフランス語でしているのが、いかにもラ・フォル・ジュルネのような気もいたします。
結局、朝から夕方まで、ほぼ1日、有楽町・丸の内あたりをぶらぶら、音楽を聴きながら、楽しく過ごせました。
●マスタークラスを聴講したのですが、講師のブリジット・エンゲラーさんは、チャイコフスキーコンクールとエリザベート国際コンクールでも優勝したことのあるピアニストと、公式プログラムにも書いてあり、私にはもったいないようなお話でもあったのかもしれません。
バッハに対して、バッハは演奏者に対して信頼して曲を書いているので、演奏者がニュアンスを自由に与えてくれるものである。
曲に対するイメージ、感情、何を表現したいかを語る口調を大切に、
色彩感を持つように、(同じフレーズでも)ちがう表現になることをためすように、
学者のように探究することを強調されました。
どう聴かせたいかわからず、モノトーンのような色彩感になるのは最悪だとも。
オーケストラ、室内楽、オペラなど、多彩な音色の楽器の演奏をたくさん聴いて耳を育てること、ピアニストという範囲に閉じこもってはいけない。
鍵盤の上でただ速く弾ければいい、暗譜で弾ければいいという単次元的のものではない。
ピアノの構造上の問題で、高い音と低い音と同じ力で弾いた場合、弦の長い下のほうが音が残ってしまうことを認識したうえで、声部の間に空気が通う音をつくらないといけない。
・・・など、とても濃い内容でした。
講師が、2楽章を左手のみで、演奏してくださったときは、天使が舞い降りたような音色、この楽章の「孤独感」というテーマにそった左手の音の作り方のレッスンで、受講生の音色がみるみる変わっていったのは、聴いていても感動ものでした。
●
No.114
東京都交響楽団 小泉和裕(指揮)
ヘンデル/ストコフスキー 「メサイヤ」よりパストラルシンフォニー
ヘンデル 合奏協奏曲 ロ短調 op.6-12 HWV330
ヘンデル 管弦楽組曲「水上の音楽」
国際フォーラムAの大きなホールは「アイゼナハ」という名前がついています。
ほぼ満員の5000人の聴衆のなかで、明るいバロック音楽を愉しみました。
水上の音楽は、ボートレースのCMとかで、おなじみの曲だったりするのですが、
さわやかなこの季節にはぴったりなのかもしれません。
終わってからもずっと余韻にひたっていました。
まともに持っていたチケットはこれだけなのでしたが、このおかげでたくさん楽しめてよかったです。
BGM: バッハ イギリス組曲第2番 イ短調 BWV807 ブーレ1・2
ピアノ:ジャン・フレデリック・ヌーブルネ
BACH ET L'EUROPE LA FOLEJOURNEE au JAPON 2009
official CD のなかから。
何気なく聴いていたのですが、はっとさせられました。おすすめです。
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